日本初の「食の新空間」が横浜駅に登場した。11月28日にオープンした「クイーンズ伊勢丹 横浜」は店舗面積が約825坪と同社の中では最大規模を誇る。店内は生鮮食品や加工食品・酒、日配食品を陳列したSMゾーンの他、横浜初の食品専門店を18店集結させたテナントゾーン「クイーンズセレクション」があり、190席の席数があるフードコートの「クイーンズパティオ」、イートインコーナー「クイーンズイートイン」の4ゾーンで構成されている。
●相鉄ジョイナス地下1階に位置し、JRや京急線、東急線、相鉄線の横浜駅の改札通路に直結。1日に200万人の利用者があるといわれる横浜駅だが、クイーンズ伊勢丹が営業する駅の西口には横浜高島屋、反対の東口には横浜そごうが存在している。「既にあるデパ地下の専門店は外し、同じテナントは入れなかった。例えばベーカリーのアンデルセンは高島屋にもそごうにもあるが、当店では神戸屋キッチンに入ってもらった」とクイーンズ伊勢丹取締役横浜店店長の桑田実氏。
●駅のコンコースから開放された導線となっており、出入口3つのうち2つがデパ地下的な専門店ゾーン。賑やかな感じを演出して集客を図る仕組みだ。出入口から細長く続く変形した売場で、幅4mの主通路が130mに渡って展開されているのが特徴。店内の中央にレジを配置している。
●「オープニング期間と12月商戦も重なって、現在1日に2,000万円を越える売上となっており、このままなら年商70億円超となる。だが、来年以降は日販1,300〜1,500万円かもしれない。当社として初めてのテストケースということで予想できないのが実情」と桑田店長。「今後、フードタウンとして様々なチャレンジをしていく。年間で50億円の売上を目指したい」(桑田店長)。
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