入社式がシーズンを迎えた。通年採用が一般化したとは言え、この時期はフレッシュマンに向けた社内行事が取り沙汰される。そんな中、セブン&アイ・ホールディングスは小売業界の先陣を切り、イトーヨーカドーグループとして1973年以来続けている合同入社式を都内で実施した。昨年はそごうと西武百貨店の新入社員も入社式に参加したが、今年は新たにヨークベニマルも加わった。同グループの新入社員は1,340名(昨年は1,357名)。うちセブン‐イレブン・ジャパンは447名(同449名)。イトーヨーカ堂は126名(同294名)で、一昨年に比べると329名少なかった。
●「人口減や少子高齢化など、今は必ずしも追い風とはいえない状況。どちらかというと質の良い、美味しいものが売れる時代だ」と新入社員に語りかける同社鈴木敏文会長。「皆さんに申し上げたいのは、ある意味でわがままな、お客様の視点を失わないこと。社員同士のコミュニケーションを大切にし、小売業としての基本を徹底すること」。恒例の入社式で毎回繰り返されている鈴木会長の言葉だ。
●スーパーの中にはダイエーが入社式を数年前から中止。通年採用が当たり前となってきており、お祭り的要素の強い春の入社式をあえて行う意義も薄れてきているのかもしれない。
●最近の新入社員は目的を持って会社に入社してくる人が多いそうだ。店長になりたい、バイヤーになりたい、店舗開発をしたい、と採用面接で明確に意志表示してくるらしい。強烈に「自己主張」してくる新入社員の会社人生はスタートしたばかり。だが、従業員のパート比率が約8割を占めている小売業界は現在、短時間労働者の厚生年金適用拡大の問題、まちづくり三法の見直しなどで大きく揺れ動いている。時代は大きく変わろうとしている。
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