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No.451-4/30

変貌自在の売場づくりで楽しさ演出
(高知県・サンシャインラヴィーナ)

No.451号

意気の良いライブ(実演)販売で集客倍増!
ライブパフォーマンスを重視した高質化路線で注目されるサンシャインチェーン(高知県)。最近改装開店した「サンシャインラヴィーナ」ではキャスター付き電磁フライヤーを 使用して主通路内で唐揚、フライなどを揚げ立て販売、人気を集めている。


いかにお客に近づくか。セルフサービスを基本に効率性を維持しながら、いかに新しい商品を提案して売上に結び付けるかがスーパーマーケット経営の大きな課題になっている。
コモディティ商品をディスカウントし続けるという道もあるが、こちらはローコストオペレーションできる仕組みとローコストで商品調達できるスケールが必要となってくる。
それがない限り いずれ同質競争の消耗戦に陥る。そこで、時間は掛かるがそのチェーンにしかないオリジナルな売場をいかに構築していくか、独自化をいかに図るかが生き残りの鍵になる。 そうした戦略を展開し着実に成果を上げつつあるのが高知県を中心に店舗展開しているボランタリーチェーン、サンシャインチェーンである。同チェーンでは数年前から高質SM路線への 転換を明確に方針化し、1店1店、そうした店作りを行ってきている。
そのMD面のポイントは「野菜の産直、水産のオープンキッチン、パイナップル、ピザ、お好み焼き、オムレツ、 サイコロステーキなどのライブパフォーマンス」(竹島寛サンシャインチェーン本部専務取締役)。中でもライブパフォーマンスは、壁面沿いのオープンキッチン内で行うだけでなく、主通路内に 出っ張ってお客の中に入って行って出来たて、切り立てを試食させ売り込むところが同チェーンの凄いところ。
こうした売り方だと、パイナップルは300〜500個売れ、サイコロステーキは通常の 何十倍も売れるそうだ。やはり、フレンドリーさ、楽しさ、驚き、変化が集客のポイントのようだ。


今週の目次




SJ新店レポート

ベルクと競合する新店を出店
-ヤオコー太田小舞木店
競合が少ない東京・芝浦で営業開始
-大丸ピーコック芝浦アイランド店
高質SMさらに進化させ、アソビ心で集客アップ
-サンシャインラヴィーナ


今週の開店情報一覧


2007年度下期 イオン国内子会社の開店予定店舗


チェーンストア各社の2007年度開店予定店舗


今週の業界トピックス

マルエツ 新CI導入、蘇我南町店から新シンボルマークを掲げる
マルヨシセンター 新社長には佐竹会長が兼務


マネージャーのためのヒューマンマネジメント論45小澤信夫

疾風に勁草を知る


流通業界版「間違った日本語」・その21(株)島田研究室・代表 島田陽介

「繁盛」その1


SMに求められる新しい酒販店

サミットのマーチャンダイジング
前期比107.5%、進む日本酒の品揃えと売り方


春のキャンペーンと新商品 オエノングループ

人気の「鍛高譚」でキャンペーン


環境対策に容器を改良 大塚製薬のマーケティング

ポカリスエットの容器軽量化


企業動向

AGF、国内初の特保認証健康コーヒーで市場攻勢開始


食品マーケティング

日清フーズ、量販タイプから高付加価値品へ拡充


今週の大店立地法公示速報


東洋の名言


交差点

東京駅前に新丸ビルが開業



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