いかにお客に近づくか。セルフサービスを基本に効率性を維持しながら、いかに新しい商品を提案して売上に結び付けるかがスーパーマーケット経営の大きな課題になっている。
コモディティ商品をディスカウントし続けるという道もあるが、こちらはローコストオペレーションできる仕組みとローコストで商品調達できるスケールが必要となってくる。
それがない限り
いずれ同質競争の消耗戦に陥る。そこで、時間は掛かるがそのチェーンにしかないオリジナルな売場をいかに構築していくか、独自化をいかに図るかが生き残りの鍵になる。
そうした戦略を展開し着実に成果を上げつつあるのが高知県を中心に店舗展開しているボランタリーチェーン、サンシャインチェーンである。同チェーンでは数年前から高質SM路線への
転換を明確に方針化し、1店1店、そうした店作りを行ってきている。
そのMD面のポイントは「野菜の産直、水産のオープンキッチン、パイナップル、ピザ、お好み焼き、オムレツ、
サイコロステーキなどのライブパフォーマンス」(竹島寛サンシャインチェーン本部専務取締役)。中でもライブパフォーマンスは、壁面沿いのオープンキッチン内で行うだけでなく、主通路内に
出っ張ってお客の中に入って行って出来たて、切り立てを試食させ売り込むところが同チェーンの凄いところ。
こうした売り方だと、パイナップルは300〜500個売れ、サイコロステーキは通常の
何十倍も売れるそうだ。やはり、フレンドリーさ、楽しさ、驚き、変化が集客のポイントのようだ。
ベルクと競合する新店を出店
-ヤオコー太田小舞木店
競合が少ない東京・芝浦で営業開始
-大丸ピーコック芝浦アイランド店
高質SMさらに進化させ、アソビ心で集客アップ
-サンシャインラヴィーナ
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