2000年に入ってから首都圏の鉄道駅構内の商業施設開発が積極的に行われている。以前は駅ビルとして改札を出たところにファッションビルや百貨店が営業するケースがほとんど。最近は改札内の駅ナカに商業集積をつくり、鉄道の乗換え駅構内でショッピングさせるビジネスに発展している。千葉県の西船橋駅や埼玉県の大宮駅、都内では品川駅や新宿駅、地下鉄の表参道駅などが挙げられる。
●従来の駅ビルスタイルの開発も消えた訳ではない。駅とぺディストリアンデッキで直結するなど、駅利用者により便利な商業施設へと進化している。ルミネやパルコなど主要駅のテナントビル形式の既存ショッピングセンターも積極的にリニューアルし、食品や衣料品、雑貨の新しいテナントに入れ替えファッション性を高めている。
●首都圏以外では名古屋や大阪・京都などの人口が集中しているところは駅ナカ・駅前ビジネスが成功する可能性は高い。だが、地方都市は惨憺たる有様だ。千葉県のJR外房線・茂原駅前にはそごうが開業からたった10年だけ営業した商業ビルが現在もぬけの殻。サティに続きエコスも撤退したJR下館駅前の下館スピカもテナントが入らない状態に。この他にも地方都市の駅前商業ビルは衰退の一途を辿っている。一方、埼玉県のJR八高線と西武池袋線の東飯能駅の駅ビルは丸広百貨店が2006年4月に撤退してから空き状態だったが、今年1月に既存の商業ビルを再生させているニューシティコーポレーションが買い取り、今秋には新たな複合商業施設として開業する予定だ。
●地方はともかく、首都圏を中心とした大都市部の駅ナカ・駅前の商業施設は、ファミリーマートやローソン、エーエムピーエムジャパンなどコンビニチェーンVS成城石井、クイーンズ伊勢丹、紀ノ国屋、つるかめ(テスコグループのシートゥーネットワーク)などの小型SMとの陣取り合戦となっている。
籠原地区(埼玉県 熊谷市・深谷市)
中国で本格化する「国際流通五輪」「環境・安全」の“得意技”が決め手だ
競合店対策としてDS業態に変更
カスミ FOOD OFF ストッカー サンモリノ那珂店
絶妙なお客様との対話と間の取り方を見た
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サミット セルフレジを2店舗で実験導入
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「ブランド」
水のリーディングカンパニー目指し提案力を強化
9月に新商品導入、きめ細かなマトリックスで需要の深耕図る
SKU数変えずにシーン別対応の品揃え策を強化
前期比133%さらに伸ばし飲料に占める水シェア9%の拡大図る
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植物性、新・加工食材の新たな戦い
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食料事件の根に国内自給率低下
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