(社)全国スーパーマーケット協会が7月26日、東京・中野のなかのZEROで開催した「第4回全国チェッカーフェスティバル」は、チェックアウトの優劣を決めるのではなく、参加者個々のやり方を互いに学びあって企業個々、ひいては業界全体のレベルを上げていこうという狙いがある。大会名を「コンテスト」ではなく「フェスティバル」にしているのはそのため。この大会を提唱し、実行委員長を務める原信一原信ナルスホールディングス社長は「レジは早く的確で車に載せるまできちんと行い、今日も買物に来てよかったと思われるようにすることが最終目標。こうした大会もパフォーマンスの域を脱してお客様にとって良いことは何かという視点でないといけない」と語っている。
●大会には全国8地区から30社30名のチェッカーが参加。「レジ袋有料化について尋ねられた時の対応」「チェックアウト中、他のお客から商品のあり場所を聞かれた時の対応」「売り切れ商品が売り切れた時の対応」など、売場でよくあるケースを設定し実技する。例えば、商品のあり場所を聞かれた対応では、レジ業務を中断して対応する企業とレジを終えるまで待ってもらう企業があって、その対応の違いを実感できる。この大会にはチェッカーだけでなく参加企業のトップ、店長、レジチーフ、トレーナーなどを含め490名が参加しており、こうした情報を一度に共有できるというメリットがある。
●さらにチェッカー間でのコミュニケーションの取り方について寸劇形式でわかり易くプレゼンテーションしていた。コーチングコンサルタントの山口ひとみ氏を講師に「パート同士の仲が悪い場合の対応の仕方」「年上の部下への対応」などをテーマに俳優が実演、関心を集めていた。
●レジは店舗全体のイメージを決める最後の砦。レジが感じ良ければ少々の不満は解消する。逆に商品が素晴らしくてもレジが無愛想ではそれまでの良いイメージも台無しになってしまう。日々変化するレジ回り環境をきちんと捉えて互いに研鑽しようというこの試みは業界発展にとっても意義が大きい。
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