首都圏では駅ナカや駅前に商業施設が開業するケースが増えている。JRや地下鉄、私鉄各線の各駅では今後も数多くの商業施設がオープンしてくる可能性が高い。今秋、都内の東京駅や立川駅では駅ナカの商業施設が開業する。また、つくばエクスプレス沿線の駅前は昨年から積極的に大型のSCが開業しているが、今後も開発が進められていく模様だ。
●埼玉県では10月10日、JR浦和駅前に浦和パルコがオープンする。大丸の新業態2号店「食の専門大店」やシネコン、紀伊國屋書店、ロフトなどがテナントとして営業する。同じ埼玉県内では10月25日にJR高崎線・鴻巣駅前に分譲マンションを併設した複合型商業施設「エルミこうのすショッピングモール」がグランドオープンする。核テナントとしていなげやの新業態2号店「ブルーミングブルーミー」が店舗面積1,000坪で展開する他、85店のテナントが営業する予定。同SCのデベロッパーは同じ沿線上の熊谷駅前でSC「ニットーモール」を開発した日東都市開発。鴻巣駅前では3.7haの土地を利用して商業施設やマンション、駐車場、公園などを建設する。
●鴻巣駅の一つ隣の北鴻巣駅前でも現在、商業施設や住宅を合わせ持った都市開発が進められようとしている。北鴻巣駅の西口は1年前までは水田地帯だったが、既に今は土地区画整理が進行中。鴻巣市や筑波大学、デベロッパーのゼファーなどが開発を進めている。土地面積は約9.3haで、鴻巣駅前の2.5倍の規模。来年4月には街開きが行われ、2010年までには新しい街が完成する計画。
●鴻巣市はさいたま市と熊谷市に中間にあたる人口12万人ほどの都市。1日の平均乗降客数は現在、北鴻巣駅が8,200人、鴻巣駅が1万9,000人。今までは両駅とも駅前はほったらかしの状態だったが、ここに来て急に住宅機能を持った大型の複合商業施設の開発が進められている。既存のSM店舗も含め競合激化が今後、予想される。
意欲的なテーマコーナー目白押し
サミットストア権田坂スクエア店
2階にクリニックモール導入した24時間SM
ダイエー・グルメシティ千葉中央店
イトーヨーカ堂 競合店の影響を受け、鳴海店のテナント賃料を減額
ドン・キホーテ 17期連続の増収増益、売上高3,000億円突破
西友 上半期業績は衣料品の不振で赤字が継続
トーホー 酒小売のフレッシュすかいらーくを買収
シートゥーネットワーク テスコジャパンに社名変更
イトーヨーカ堂 藤巻幸夫衣料事業部長が退任
シジシージャパン CGCグループ価格据置企画を開始
ヤオコー 故川野トモ名誉会長の合同葬に2,200名が参列
バロー 石川県で「どんたく」展開する山成商事と業務・資本提携
大丸・松坂屋ホールディングス 共同持株会社J.フロント R設立
イオン 新会社3社へのグループからの出向者が決定
問屋はなくならない
新時代への対応と確かな提案で訴求強化図る
メーカーも地道な商品開発と積極活動で着々と存在感高める
CMなど放映できる「Water Vision」
スポーツ炭酸ミネラルウォーター
スパークリングタイプの低アル飲料
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