ベイシアは2006年9月、小型SM「ベイシアマート倉賀野店」を群馬県高崎市にオープン。国道121号線(中山道)沿いで、元はスーパー丸幸倉賀野店。撤退跡に居抜き出店した。スーパー丸幸時代は入口から青果を平台で展開し、精肉や鮮魚、日配食品を壁面沿いに陳列。出口付近に弁当や惣菜・パンを販売していた。「ベイシアマート倉賀野店」では出入口を1ヵ所に変更。入口から壁面沿いに青果、弁当・惣菜、精肉、鮮魚、日配食品、飲料を冷ケースで陳列し、酒とつまみ、日用品が壁面沿いで続く。店内に丈の低いゴンドラを置き、加工食品や菓子などを販売する。
●郊外に大型SCを開発・展開するベイシアは現在、「ベイシアマート」を24店展開する。群馬に16店、埼玉4店、栃木2店、新潟と福島に各1店だが、年内には5県以外の所に出店する予定。「ベイシアマート」は大型店「ベイシアフードセンター」の衛星店舗という位置付けで実験。弁当やおにぎり、惣菜はアウトパックで販売。当初は加工食品や菓子、酒、日配食品、日用品など6,000アイテムを提供していたが、今年5月23日に群馬県太田市にオープンした太田富沢店ではアウトパックの精肉や鮮魚を店頭に揃え、倉賀野店と伊勢崎中央店でも生鮮三品を取り揃えた。とりあえず30店を越えて、利益が取れる見込みがたてば、一気に多店舗化を狙う。
●ベイシアと同じグループのカインズも小型店「カインズマート」を埼玉で4店、群馬で2店の計6店展開。「カインズマート」はホームセンター用品を中心に、加工食品や菓子、酒、飲料を取り揃え、生鮮三品と惣菜は取り扱わない。ホームセンターを約150店展開する同社の実験店。
●東京都や神奈川県内では、人通りの多い駅前を中心とした小型店の開発が積極的に行われている。東急ストア、いなげや、クイーンズ伊勢丹、紀ノ国屋、成城石井、テスコジャパンなど。果たして駐車場のある郊外型小規模店のチェーン化が成功するのかどうかは今のところ未知数だ。
「だんだん良くなる」―コノミヤ流開店手法を美原店でも実践
コノミヤ美原店
駐車場の少ない都市型300坪SM
エコス大横店
見てまわり、聞いてまわり、歩いてまわるに徹せよ
記録的猛暑で全業態が上向く
SM、コンビニの既存店売上、プラスに転じる
西武百貨店 30億円投資し所沢店を全館改装
大和 旧店を閉鎖し、新「富山大和」がオープン
イオンモール 新生第1号のSCを埼玉県羽生市に開業
ユニー ドラゴンズセールを3日間実施
フジ レデイ薬局と資本・業務提携
品揃え・コーナー化・クロスMDの見直しで成果
ヤオコー、いなげやなどスーパーの売場に見るやる気と熱気
ヤクルト、ハードタイプの無糖ヨーグルトに本格参入
日本かんぶつ協会が発足(10月)
業務スーパー、中国食材、食品の陳列に困惑
どうなる中国からの輸入食品
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.