JR三鷹駅には従来のキオスクとは違った新業態が営業している。運営はJR東日本リテールネット。下り線のプラットフォームに菓子や雑貨などを販売する自販機を集めた「オートキオスク」を展開する。同社は2006年6月にJR内房線・巖根駅に1号店を出店し、現在は30の駅に40ヵ所設置。JR恵比寿駅では文庫本も販売している。
三鷹駅改札外の駅ビルにはCVS「ニューデイズ」とキオスクが営業しているが、改札内のプラットフォームには午前中だけ営業するキオスクが2店存在する。営業時間は午前6時半〜午前10時(うち1店は午前11時まで)。収支に見合う形の様々な営業スタイルをJR側は模索している。
12月16日、JR東日本は駅ナカ商業施設「Dila(ディラ)三鷹」を開業した。15店が営業開始したが、来年3月には4店を追加し、2008年度以降はさらに6店ほど追加出店する予定で、全体が開業した時点で年間24億円の売上を想定。開店したショップの中にはユニークな店が幾つもある。「グロッサリーコート セルフィユ」は軽井沢発のショップで、瓶詰のジャムや茶葉、ドライフルーツなどを販売。1瓶110g・640円の「プリンジャム」が目玉商品だ。また、JR東日本フードビジネスが開発した新ブランドのマフィン専門店「マフィナリーズ」では野菜やチーズを入れた「食事系マフィン」を提供する。
「ディラ三鷹」内には約16坪のキオスクもオープンし、主力のタバコや新聞・雑誌の他、おにぎりや飲料、菓子を販売し、日販35万円を見込む。通路を隔てた、その正面に「クイーンズアイ三鷹店」が出店。藤沢店に次ぐ小型店2店目で、コンビニ的なタイムセービングを意識した店づくりを行う。小型店開発は、クイーンズ伊勢丹以外に紀ノ国屋も進めている。現在、都内青山のインターナショナル本店を移転準備中であり(来年11月開店予定)、従業員の再配置と教育のためもあって小型店を開発。同社は現在、東京メトロ・表参道駅と赤坂見附駅に「OMO」2店、平塚駅と立川駅に「アントレ」2店展開しており、来年3月には赤坂にも「アントレ」を出店する予定だ。
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