(写真は熊谷サティ3階の催事場)
2月の売上は盛り上がらないが、年中行事が目白押し。2月3日の節分、2月14日のバレンタインデー、この他に受験シーズンもあって最近は「がんばれ!受験生」コーナーを展開するスーパーも増えている。多くの催事は、その日が過ぎ去ると、どうしても余った商品の処分セールが付きまとう。目の錯覚だが、1月までもつれ込んでしまったクリスマス商材の「処分」セールと早々に始まってしまった納豆や菓子コーナーなどの「節分」の赤字POPが重なってしまったことに、少し驚かされた。現実的問題として、旬の売場作りの難しさを痛感させられる場面だ。
「がんばれ!受験生」コーナーは店長や本部バイヤーの考え方によって、大学入試センター試験が行われた1月19日、20日をピークとして、1月下旬から受験関連の縁起を担いだ商品の処分を始める店もあれば、2月一杯まで引っ張っている店もある。節分やバレンタインデー、3月3日に迫っているひな祭りとの兼ね合いで、百貨店やGMSのように売場が広くないスーパーはどうしても催事を複数行うには無理が伴う。このためのやむを得ない措置なのだろう。
知名度のあるバレンタインデーだが、実際に売上に結びついているのかは疑問。ただし、チョコレートの年間消費量の4分の1はこの時期に消費されるという。ある調査によると女性がバレンタインデーにプレゼントする相手で一番多かったのが夫で、その次は父親。彼氏という答えは意外に少なかったそうだ。
売場でユニークな試みをしているのは、熊谷サティ。恋愛祈願のマイカル神社を仮設し、メッセージボードを掲げる。また、カジュアル衣料のしまむらは、60店ほど展開している雑貨店「シャンブル」で、洒落が利いた商品を一堂に集めたバレンタインデーコーナーを設置。食事風チョコとしてテイクアウト牛丼パッケージの「吉田家」、マヨネーズを模した「キュートチョコレート」、「ボインカレーチョコレート」の他、縁起物チョコやお薬風チョコ、頭脳チョコ、お酒・おつまみ風チョコ、手作りチョコなどを販売する。
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