首都圏内で業務用スーパーを展開するハナマサは2月12日、総店舗数の約半分に当たる直営47店を閉鎖した。原料高騰と中国産食材離れの影響によってコストが上昇したため、不採算店を大量閉鎖して経営再建を目指す。ハナマサといえば精肉コーナーが充実した業務用スーパーとして40年以上の歴史を持つが、同じく肉を中心としてディスカウントストアを展開してきたカウボーイも現在、経営再建中。激安をキーワードに展開してきた両社が原料高と食の不安に関る様々な事件の影響を受け、リストラに踏み切らざるをえない状況に追い込まれている。
九州地区で家電量販店からスタートし総合ディスカウントストアの道を歩んでいるミスターマックスは首都圏内で100店舗体制とする計画を10年ほど前から打ち出しているが、現在、関東圏内では8店の展開に留まっている。一昨年6月にオープンした湘南藤沢SCや昨年7月に出店した町田多摩境SCは好調のようだが(両SCとも三和がテナント出店)、1996年に群馬県初出店した倉賀野のSCは今年2月4日にテナントのフレッセイ(いなげやから譲受した店舗)が退店してシャッターが下りたまま。同SC内で営業するミスターマックス店内の天井の一部は剥がれ、雨漏りがしている状態だ。
ミスターマックスの首都圏深耕が難航している中、関東圏に居抜き出店という形で攻めてきているDS企業がトライアルカンパニー。関東で13店展開する他、地元・九州や関西、東北地区へも積極的に進出し、韓国の4店を含め総店舗数は76店に。おそらく2008年3月期の売上高は1,500億円超えるだろう。
広義の意味のDSといえば、オーケー、PLANT、ドン・キホーテ、つるかめ(社名はテスコジャパン)、Olympic、ベイシア、ビッグ・エー、ジェーソン、ロヂャースなど数多い。次々と新たな企業が参入してくる同業界の競争は激烈。「地域一番の最安値」や「激安」を看板に掲げ、価格に頼らざるをえない構造があるため、時代の変化に合わせたEDLPのシステムが構築できなければ、撤退を余儀なくされる。
生鮮強化し、居抜き前の2.4倍の売上目指す
エコス佐倉店
EDLPと鮮度感、明るさで迫る
東武ストア下高井戸店
ローソン 日本郵政と総合的な業務提携
九九プラス 新設の横浜低温センターが稼動
神戸物産 2007年10月期は原料高騰の影響を受け増収減益
全日食チェーン商業協同組合連合会 田中彰代表理事会長の旭日双光章受章
食品バイヤー必見のブース@ 国分の開発・発掘商品
消費者が新しさ見つけ感動する売場提案に挑戦
食品バイヤー必見のブースA 五味商店こだわり商品コーナー
トップの意識改革で2チャンネルMDと販売強化可能
食品バイヤー必見のブースB こだわり輸入食品コーナー
輸入食材は10%の導入で大きな改装効果が出る
スーパーマーケット・トレードショー出展メーカーから
越後一 キパワー 弘前屋・コスモ食品
BCPの観点から考える「中国ギョーザ事件」
危機の意識の差が、企業の明暗を左右するお手本を示してくれた
サギ対応の基本原則は、
・対応を急がない
・相手のペースにのらない
・第三者や家族に話し自分を取り戻し、冷静になる事
冷食、惣菜へのメニュー提案(上)SMの惣菜売場拡充への布石
ニチロ 日東ベスト ニチレイ
おでん今昔
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