1月19日、カー用品ショップをチェーン展開するイエローハットは介護ショップ1号店を千葉市美浜区のミハマニューポート リゾート内にある「イエローハット千葉美浜店」に隣接してオープンした。同社は昨年6月から全店でカタログによる介護用品の 受注販売と車椅子のメンテナンス作業の取り扱いをしてきたが、カー用品業界初の試みとして「ハートフルハート千葉美浜店」の 展開を開始。今年度中に2号店も予定する。
1号店は介護ベッドから健康食品まで約500アイテムを揃え、様々な福祉用具を実際に見て選べる。毎週土日には介護に 関する体験講座や相談会も開催し、無料の相談窓口も設置。延床面積189u、売場面積118u、駐車台数840台(共用)。 10時〜18時まで営業し、毎週水曜が定休日。
イトーヨーカ堂は3月1日、千葉県市原市にある「イトーヨーカドー市原店」4階にシニアの暮らしと健康をサポートする 「健康・快適あんしんサポートショップ」を開設した。住居用品売場を縮小して新たに250坪のシニアに特化したショップに変更。 店内は介護食から健康食品、介護ベッドや車椅子、杖、シニア向け雑誌などの物販スペースの他、高齢者向けの運動施設、 食事栄養相談コーナー、健康器具の体験コーナーなどが配置されている。ヨーカ堂直営の物販コーナーの年商目標は7,000万円。 この他に東京ネバーランドが運営する運動施設やセントケア千葉が運営する介護相談コーナーなども含め1億4,000万円以上を見込む。 ヨーカ堂ではGMSの中に年間5〜10店程度開設していく計画だ。
超高齢化社会を迎えた日本。お年寄りやその家族、介護従事者がシニアショップを利用するため積極的に店に来てほしいという 店側の切なる願いが根底にある。多くのシニアが来店してくれれば、新しい需要の開拓にもつながり、地域密着型店舗としての 期待も大きい。最近、開設されたSCの中には、シネコンやゲームセンターなど若者向けの施設が必ず入っているが、本来はシニア 向けのショップが必要なのでは。地方の駅前商業ビルの中には空きスペースも多いが、シニアショップを入れれば、ビルの活性化 にも繋がるのではないだろうか。
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今こそ変えなければいけない時代
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