「バロー上越モール」開店初日の4月17日(木)は、新潟県上越市内にある桜の名所・高田公園では桜が満開に咲き誇っていた。新潟県にバローが店舗進出したのは今回が初めて。モール形式の商業施設を開発したのも同社初となった。
当初は4万2,000uの店舗面積・2フロアの売場で展開する予定だったが、地元・上越市の意向を受けて縮小し、1フロアで延床面積1万9,190u、店舗面積1万2,500uでスタートさせた。核テナントとしてSM「バロー上越店」が1,925uの規模で営業開始し、その他に百円ショップや千円ショップ、ファーストフード各店、子供服の「西松屋」、靴の「ABCマート」、「クスリのコダマ」、「くまざわ書店」など32店が入店する。SC全体の投資額は32億円。初年度の売上目標はSMバローの18億円を含め47億円。今秋には同じ敷地内に別棟でケーズデンキが4,000uの規模でオープンする予定で、同店の年商目標20億円が加わる見込みだ。
バローは当初、上越市内で最大規模の商業施設を目指していたようだが、実際には「ジャスコ上越店」を核とする「上越ショッピングセンターアコーレ」、「イトーヨーカドー直江津店」に次ぐ3番目の規模に。最大規模を目指した名残として婦人用のデラックストイレが施設内にあり、40坪弱のトイレの中には2つのソファーとテーブルを備えた化粧ルームを設けている。ただし、「バロー上越モール」内には今回、自社グループが展開しているホームセンターやペットショップ、ドラッグストア、スポーツクラブが一切入店しておらず、将来はSCそのものを増床してくる可能性もありそうだ。
「バロー上越モール」の競合店は先のSC2店の他に、原信やナルス、イチコなどの地元SMがある。岐阜県中心に中部地方や北陸地方で店舗展開したバローは北陸の延長線上に新潟県西部地方での出店を視野に入れており、今後2、3年間のうちにNSCで周辺に3〜4店を出店していきたいとしている。
食品売場で目立つ「地元の銘店」カギ握る、物販以外の取り組み
イトーヨーカ堂・Ario鳳
新築マンション1階で24時間営業開始
ダイエー・グルメシティ浦和道場店
駅前SC 1階に生鮮のない小型店
成城石井アトレヴィ五反田店
荒利17%、経費14%の絶好調アッパーDS
豊月フードD恵庭食彩館
「食品表示」の基礎知識
まず「期限」の違いを理解する
ややこしい、法律上の違いも
学生アルバイトにマネジメントを教えて社員化する時代
競合店対応で大容量経済酒の競争力強化図る
特定名称酒構成比41%まで伸ばしたが今年はパック酒に注力
清酒の原点回帰と企画力強化で売上向上に新たな提案
パックで本流商品「プレミアム純米酒」季節に売る「果実酒用清酒」など
うてな
原点回帰が指摘されるコンビニエンスストア業界
フジッコの煮豆、少量パック(2段)が市場を活性化
―食卓・弁当に煮豆、昆布佃煮の栄養バランス表現―
対日ノルウェー産サバ輸出伸びる
PBに忍び寄る影
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