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No.499-5/5

若い主婦たちの「井戸端会議」が似合う
庶民の街の24時間SC

No.499号

日本でも有数の中小企業の街・大阪府東大阪市のほぼ中心に、イオン直営のマックスバリュ東鴻池店が4月23日オープンした。大和ハウス工業と出資してできた「ロック開発」が手がけた大阪府下初の商業施設「ロックタウン東大阪」の核店舗として入ったものだ。店舗前を南北に通じる府道・八尾枚方線は交通量が多く、渋滞に拍車をかけているが、工場跡地などに建設されたマンションに移り住んできた“新住民“にとっては、24時間スーパーの開店は、大きなプレゼントだ。子どもを保育園や幼稚園に送り届けた若い主婦たちの「井戸端会議」が盛り上がる、そんなSCだ。


駐車場は3階と屋上に合わせて348台用意されているが、主力は自転車客が中心になる。青果では有機野菜や地場物を取り揃えたが、特に力を入れたのがトマトで、「グリーンアイ トマト」など18品目を展開している。惣菜では、食べ盛りの10歳代向きにおかずの種類が多い「どか弁」などを用意し、地域ニーズにこたえた。


この店舗は4月4日に発表された「イオンが関西のマックスバリュ店舗を光洋に移管」するニュースの中の15店舗に含められている。つまり、今はチラシにも「イオンが運営するスーパーマーケット」と書かれているが、6月21日以降は「光洋が運営するマックスバリュ東鴻池店」になるわけだ。


すでに「何らかの“光洋色”が入っているかもしれない」と思って、つぶさに店舗を回ってみたが、それらしき「雰囲気」はまだなく、随所にトップバリュ商品が並ぶ“イオンカラー”満載の店舗だった。


店舗としての完成度は高いので、特に光洋の運営ノウハウを入れなくても十分やっていけそうな気もするが、この店に光洋が得意とする鮮魚を中心とした生鮮のノウハウがどういう風に入るのだろうか、大阪の中心部の交差点角にある「KOHYO 南森町店」へも足を伸ばしてみた。


やはり、生鮮全般に関してはアイテムの濃さ、提供法について光洋に“一日の長”がある。マックスバリュに光洋のノウハウを入れるのもいいが、南森町店にトップバリュやイオンの環境関連アイテム、イオン銀行の機能が導入された方が、インパクトがありそうだとも思った。いずれにしろ「両社の長所をミックスした新しい都市型スーパー」の登場を、業界関係者は首を長くして待っている。


今週の目次




SJ新店レポート

新潟県内に進出、北陸の延長線上でドミナント計画
 バロー上越モール
開店前の会員数が4万3,000人と記録を作る
 コストコ入間倉庫店
高齢化商圏に魚と惣菜で適応
 志賀綜合食料品店室蘭驛前店
コンビニと書店の融合ショップが大学内に出店
 丸善キャンパスショップ山梨学院店


チェーンストア・コンビニ3月度販売概況

日曜日1日多く、GMS、SM2ヵ月連続既存店プラス
 生鮮相場高、国内回帰、値上げで売上増加


流通業界版「間違った日本語」・その35(株)島田研究室・代表 島田陽介

「流通革命」


今期開店予定(下)


今週の業界トピックス

西友 PBカップヌードル販売好調
CIES 食品安全会議を日本で開催
三井不動産・三菱地所 昨春開業した新商業施設の売上が目標を上回る


今週の開店情報一覧


クレーム・トラブル対応と解決のコツ 13小澤信夫

短気で、自己中心的になり、周りが見えなくなったと感じた場合、
その顧客への対応は、「売り言葉に、買い言葉」とならないよう
応酬話法に細心の注意をはらうことです。


大関の日本酒戦略 08年度のマーケティングを聞く

女性・ヤング対応のデザインで酒質アップの純米酒
大容量の価格競争を回避、中小容量商品のラインアップ強化図る


食品マーケティング

調理冷食、商品回転率アップへの販促は?
 中国・天洋食品事件を振り切り、活性の時
 統計に見る冷食の年間、国産と輸入近況
家庭用需要起死回生へ
アクリフーズ5〜7月連続キャンペーンなど実施


今週の大店立地法公示速報


交差点

「くいだおれ人形」の撮り倒れ



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