三井不動産は5月22日、千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO‐BAY」をリニューアルオープンした。改装したのは旧「ららぽーと2」。名称を「南館」に変え、千葉県初進出の42店など105店が1階〜3階で営業開始。4階〜7階・屋上までを駐車場とした。投資額は62億円。
現在、敷地面積は17万1,000平米、延床面積28万2,000平米、店舗面積11万5,000平米、駐車台数8,300台。日本最大級の郊外型SCだが、もとは1950年代に東京湾に湧き出た温泉中心の娯楽施設「船橋ヘルスセンター」。ピーク時には年間400万人の来場者があった。その後は時代とともに衰退し、1981年に「船橋ららぽーとショッピングセンター(現ららぽーとTOKYO‐BAY)」として生まれ変わった。開業当初の専門店の店舗面積は2万5,000平米、核店舗のダイエーとそごうを含め7万5,000平米。これまでに計10回改装し、現在はダイエーもそごうも撤退し、合計540店の専門店が営業する。
過去最高の来客数と売上を記録したのは2005年度の2,500万人、636億円。2007年度は改装工事中だったから2,200万人、569億円に減少した。いずれにしても米国型SCとして歴史を重ね、開業当初から27年間の累計売上高はダイエーとそごうを除き1兆円。ダイエーの店はピーク時で年間100億円近い売上があった。
同SCの一次商圏は船橋市と市川市を中心とした186万世帯・427万人。現在、来館者の56%が車で来館し、電車による利用者も増えているそうだ。全体の6割が女性。中でも20代が多く、今回も若い女性をターゲットとしたテナントを導入した。館内BGMはエリアごとに変え、同時に時間帯に合わせて変化させていく。全て女性のことを考えてプランニングしたSC。今年度もし来場者数を記録更新すれば、東京ディズニーランドとシーを合わせた来場者数に匹敵する。三井不動産は「ららぽーと」のチェーン化も計画し、来年初夏に「ららぽーと磐田」、来年9月には「ららぽーと新三郷」を開業する。
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