オーケーと三和が激突する東京都町田市森野三丁目15番地は、小田急線町田駅前から町田街道(旧道)を忠生方面に1kmほど歩いたところ。 町田街道沿いに民家を挟んで並んで出店している。
町田駅寄りが三和のフードワン。本部のあった旧店を建て直した(本部は神奈川県相模原市に移転)。 2階建てで、1階に三和が入り、2階にダイソーが入る。駐車場は屋上と2階、平地を含め171台。 三和の店舗面積は2,329u(大店立地法届出)。 フードワンは三和のEDLP型ディスカウントSM。グロサリーや日配は、段ボール、通い箱などのまま陳列するのが主体で、 青果、鮮魚などの生鮮食品も扱いSKUの数を絞り込んで単品大量に販売するやり方。森野店ではインストアベーカリーまで含めSMとしてフルラインの品揃え。
一方、オーケー町田森野店は地下1階・地上2階建て。売場は地下1階で店舗面積1,790u(大店立地法届出は1,962u)。 1階の一部、2階、屋上が駐車場。駐車台数は177台。三和とほぼ同じ。 ちなみに駐輪場もオーケー141台、三和128台でほぼ同じ。 店内はシステマチックに動くオーケーらしく、標準的な店づくり。 「高品質EDLP」をコンセプトに週1回のチラシ広告(商品情報)と競合店対抗価格などで安さを打ち出す。 さらに、惣菜での50円おにぎり、50円握り寿司、299円弁当などオリジナルの商品開発で安さを実現する戦略だ。
開店日は三和が今年6月18日(水)、オーケーが7月8日(火)。オーケーが3週間遅れての開店。 同店開店2ヵ月後の状況は三和が一歩リードしているようだ。 お客の入り具合は明らかに三和が多く、青果、鮮魚などの在庫量も豊富。 主通路内に平台、平ケースが多くて通路幅が狭く通りづらいというのも混んでいる故か。 オーケーは売場が地下でイマイチ入りにくいというのも難点。ただ、通路はゆったりして通り易く、 売場も分かり易く分類され、棚割も過不足なく買い易い。 粘り強くオーケーのコンセプトを貫けばお客の支持は上がるものと思われる。 共に50店台を展開する企業。企業体力を掛けた長期戦が始まった。
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