10月20日、小田急商事が本社を移転する。現在、東京都世田谷区経堂にある本社を9月3日に神奈川県川崎市麻生区にオープンした「Odakyu OX万福寺店」と同じビルの6階に移る。経堂の本社には1963年に出店している経堂店が長らく営業してきたが、駅ビルそのものの建替えに伴い9月22日付けで閉店し、10月1日からすぐ近くの高架下に仮設店をオープンする。3年後に開業する経堂駅の商業施設の中に再オープンする予定だ。
小田急商事は小田急線の駅構内の売店「Odakyu SHOP」117店やコンビニエンスストア「Odakyu MART」23店も展開するが、主力はSM「Odakyu OX」。現在、25店を展開し、うち15店は24時間営業を実施している。昨年度の年商は663億円。私鉄系スーパーの中でも高質スーパーの展開にこだわっている。
小田急商事の売上ナンバー1店舗は、万福寺店のある新百合ヶ丘駅の反対にある新百合ヶ丘店。1日の来店客数は平均8,000人、日販は1,800万円と小田急商事の中でずば抜けた存在となっている。売上第2位は狛江店、3位は相模大野店、4位は経堂店の順。最近、同社は小田急沿線の駅ビルの建替えに伴って、店舗をスクラップ&ビルドするケースが多く、万福寺店のような新規出店は久しぶり。8月31日に東京都町田市の団地内にあった木曽店は閉店している。
2年前の2006年9月29日に成城学園前駅のビルの建替えに伴ってS&Bした「Odakyu OX成城店」が同社のモデル店となっている。年商目標25億円だが、計画通りで推移しているという。ストアコンセプトを「おいしいおもてなし」とし、「フーズエンターテイメント」を旗印に掲げた店舗。売場の中に惣菜のオープンキッチンを導入したのが最大の特徴。オープンキッチンは昨年12月にオープンした相模原店や今回の万福寺店でも導入し、11月中旬にオープン予定の池尻店や来春開店予定の鶴川店や伊勢原店にも入る模様。今後は惣菜部門の強化がSMを展開する上での鍵を握る。万福寺店でも売上構成比の15%は惣菜部門と見込んでいる。
松坂屋ストアとの統合後、初めて新店名を採用した改装店
ピーコックストア洋光台店
フーデックスプレスから転換し高占拠狙う
マルエツ行徳駅前店
駅ビルの建替えに伴い、S&Bした3フロアの店舗
西友保谷店
(株)島田研究室・代表 島田陽介
相鉄ローゼン 17店の鮮魚売場を営業中止
東京ガス・三井不動産 銀座7丁目にギンザジーキューブが開業
ベネフィット・ワン ケータイから飲食クーポンを購入する新サービス開始
ファミリーマート 下期は国産食材や機能性の中食を販売
ミニストップ グループシナジーで食材共同調達
難クレーム(悪質なクレーム)
クレーマーが帰らない場合:心からのお詫びと改善説明をした後、
ハッキリと「お帰りください」と説諭すること
商品部と店舗の一体感なくして売場強化はできぬ
CVS業界再々編の引き金かam/pm売却の行方
超熟シリーズ発売10周年 リフレッシュ記念大型プレキャン
野菜飲料の拡大に果汁系ブランドが待った!?
カゴメ、伊藤園の先行に果汁系ブランド、シェア奪回に動く
フジッコ、デザートへの方向探る
こだま食品、粉末大根おろしへの新戦略
狐レジの「手握り行為」やめて!
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.