「一日販売」―サンシャインチェーン本部(本社高知市、川崎博道社長)では商品の見切り判断に明確な基準を設けて、鮮度アップと廃棄ロスの削減に取り組み始めている。生鮮食品、日配食品を対象に、定価で販売するのは陳列した1日目だけというもの。鮮度の良い内に売り切る仕組みを作り、利益率の改善も図る。食品の廃棄を少なくするという視点からも評価されている。
この取り組みは同チェーンの看板店舗でもあるカルディア(南国市)で先行的に実施している。同店では牛肉だけでなく、豚肉、鶏肉のパック品、塩干のしらす、さけ切身、日配の牛乳、ヤクルト、ヨーグルト、納豆、豆腐、生そば、生餃子、土物野菜の馬鈴薯、メークイン、にんじん、にんにく芽などに2割引き、5円引き、10円引きなどのシールが貼られている。一見、単なる値引きシールがあちこちに貼られているだけの見切りに見えるが、良く見ると、すべて製造日ないし加工日の日付が2日目。当日品には付いていない。
最近、牛肉でこの「一日販売」に取り組み始めたサンシャイン介良の松崎稔昭社長は「牛肉は鮮度劣化が早く、すぐに色が変わり見た目で分かり易い。色が変わってから値引きしても売れない。色が変わる前の2日目から値引きした方が廃棄ロスが減り、全体の鮮度が上がる。定価で売るのは当日だけと決めておけば値引きの基準が明確になる」と話す。牛肉は2日目朝から2割引きで午後4時から半額に幅を拡げる。結果として、以前はあった廃棄ロスがゼロになったという。
カルディアでは前記のように、対象品目を徐々に拡大し、9月からは土物野菜や、キヌサヤなどに広げている。買う方も一目で新しい商品かそうでないか分かり買物のストレスが減る。牛乳売場では良く陳列台奥に手を入れて日付の新しいのを探す姿を見受けるがそうした光景はこの店では見かけない。見切りを全店的に基準化したところが注目される。
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