30cm足らずのビニール製の黒い人形「だっこちゃん」がブームになった1960年は、日米安保闘争で大荒れの世相だったが、4年後に東京オリンピックを控え、日本は高度経済成長期の真っただ中だった。香里ヶ丘周辺は、大阪府のベッドタウンとして、まばゆいばかりの鉄筋住宅が数多く建設された。
あれから50年近い歳月が流れ、大地にしっかり根を下ろした「ケヤキ並木」の紅葉が美しい街は成熟したたたずまいを見せている。当時から移り住んだ人は、50〜60歳代となり、「団塊の世代」以上の“オールドピーコックファン”も多く見かける。
老朽化した団地は、公団から民間に払い下げられて、分譲マンションに生まれ変わりつつある。入居するのは20代後半から40代前半のニューファミリー層で、「新・香里ヶ丘店」は、このどちらの層にもターゲットを合わせた。
関西1号店となる「ピーコックストア」は、首都圏の洋光台店と上池袋店に続き3店目となる。関西発祥企業だが、東京・青山のハイセンスな都会の香りを「高品質スーパーマーケット」のコンセプトに乗せて、この1〜2年は関西でも小型店を積極的に出店してきた。
「フレッシュな旬の味覚、産地や製法を厳選した品々、できたての惣菜など、毎日のテーブルに、安心できるおいしさをお届けします。探そう、おいしい食生活。楽しさ・べんりさ体験」――と同社のHPはうたう。
だが、100年に1度といわれる金融危機に見舞われた世界と日本に、高質路線は完全に逆風になった。百貨店系スーパーの香りを残しながら、足元の“生活防衛ニーズ”にどうこたえるのか、難しいカジ取りが控えている。
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