昨年12月10日、小田急商事が東京都町田市の小田急小田原線・鶴川駅前のビル1階にオープンした「Odakyu OX鶴川店」は寿司が通常の店のほぼ2倍、1日平均で16〜17万円の売上があるという。同店のこだわり握り寿司はネタ、シャリ、酢を絶妙に調和させたOdakyu OXのオリジナル。駅前のスーパーということで帰宅途中に寿司を買っていく客が多いそうだ。
ヤオコーは昨年11月に自家製の手握りおはぎを改良した。使用している餡を冷凍からチルドに変え、添加物を一切使わずに、小豆と砂糖、塩、水だけで製造。小豆のつぶつぶ感をしっかり出しながら柔らかくした。昨年のお彼岸シーズンには全店で18万個を販売し、南古谷店では1日に400個を売った。現在も新おはぎは前年比112%の売上と好調をキープしている。ヤオコーのこだわりショップの中でも最も人気が高いのが、実演販売する鉄板コーナーのお好み焼きで、昨年10月にオープンした岩槻西町店では1日に平均して140個も販売。同社のお好み焼きは冷めてもおいしいと強調する。
昨年、大ヒットした商品の一つに、生キャラメルが挙げられる。中でもタレントの田中義綱氏が経営する花畑牧場の生キャラメルは有名だが、今では北海道産のお土産として定番化しつつあり、様々な生キャラメルが出回っている。価格は500円前後から1,000円ぐらいで、1箱に12個ほど入っている。通常の売場に置いている固いキャラメルの5〜10倍の値段だ。食べてみると、口溶けが良く、まろやかで、口の中ですぐになくなってしまう。
景気が急速に悪くなり、消費者の財布の紐は固い。小売側は何とか財布の紐を緩めようと必死だ。ただし、「おいしいものを食べたい」という日本人の食に対する欲求は決してなくならない。スーパーやコンビニでは現在も1個500円以上するレトルトカレーを購入するお客が存在する。要するに価格に見合った品質の商品をどう売っていくか。「豊かな食事がしたい」というお客の声に応える一つの商品として、こだわり食品がある。
高崎市内2店目の新店はオール電化2号店
ヤオコー高崎飯塚店
老朽旗艦店を「アル・プラザ」に衣替えして、湖西戦争を乗り切る
アル・プラザ堅田店
丸久 倉重会長が相談役に退く
“創”ニッポン、テーマにスーパーマーケット・トレードショー開催
社団法人日本セルフ・サービス協会会長 増井 徳太郎 氏
二極化戦争の中で価値追求と意識改革を継続
「モノ」から「コト」への変革で同質化からの脱皮図る
コピーでなく愛情を持つことがこだわりを扱う原則
価格には「なぜ」の基準が必要
天下り根絶の方法
なんつッ亭
ミツバ
マルハニチロ食品、統合1周年で新商品77品の結集
商品開発の起点「健康・栄養バランス」で挑む
カゴメがコラーゲンや野菜&果汁50%品の強化
「パンデミック」が起こったとき
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