イオングループのマックスバリュ東海は昨年8月下旬に通常の「マックスバリュ」より小型の店舗面積1,000u以下の「マックスバリュEX(エクスプレス)」(以下EX)の展開を始めた。今年2月末に川原店をS&Bで一時閉鎖したため(今夏、再オープン予定)、現在12店を展開する。このうち、もともとマックスバリュ東海の店を「EX」としたのは3店で、営業譲受したシーズンセレクトからの転換が7店、ジョイフル東海からの転換が2店。
マックスバリュ東海の「EX」のコンセプトはローコスト・ロープライスを追求した店舗で、最終的には荒利率23%、販管費19%を目指す。ただし、シーズンセレクトから引き継いだ店が多いため、まだかなりハードルが高いそうだ。取扱品目数は6,000アイテム。当初はレギュラーマックスバリュの1割強の「安さ」で商品を提供したが、不況の影響で通常店でも現在は価格引き下げを実施しているため、価格差がなくなってきているという。販売している鮮魚や精肉はセントラル加工で、惣菜は店内製造、青果も店内加工。営業時間の基本は午前9時〜午後11時半まで。
一方、イオンリテールが今回開発した「マックスバリュエクスプレス」1号店も店舗面積1,000u以下。川口末広店は24時間営業で、生鮮3品や惣菜、加工食品、デイリー食品の他に、登録販売員を2名配置して医薬品も取り扱う(午前9時〜午後9時までの販売)。総取扱品目数は約8,000。通常の2,000u以上のマックスバリュの6割減、同規模の小型店の4割減の品揃え。4月中旬には「ベストプライスbyトップバリュ」も販売する予定だ。従業員数71人(頭数)のうち、正社員は店長と生鮮担当、グロサリー担当、後方担当の僅か4人。
イオンリテールは路面型の単独店として、「マックスバリュエクスプレス」を人口密度の高い関東圏内に集中して今後も出店。年度内にあと2店を出店する予定だ。あくまでも可能性としての話だが、先のマックスバリュ東海のように店舗譲受した店の転換もありえ、居抜き出店もありえるのかもしれない。
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