オークワの「支援券」の仕組みはこうだ。4月11、12日の土日にディスカウント業態のプライスカットを除く105店舗で、3,000円以上の買い物をした自社カード会員を対象に、「オークワ定額給付金支援券」1,000円×14枚を12,000円で販売。
予定では2日間で15万セットを販売。1件2,000円のプレミアムが付くので、総額3億円の還元となる。各店ごとの割り当て枚数は公表されていないが、店舗のブロックごとに販売セット枚数が割り当てられている。この支援券の使用期限は6月30日までだ。
奈良県中部の香芝市に、2008年3月にオープンした西名阪道路脇の「香芝インター店」でも11日、午前9時からサービスカウンターで販売が開始された。一番乗りの30代の主婦は「チラシを見てきました。(他の大手の企画より)還元率が高かったので、こっちを選びました」という。
久次米(くじめ)宏樹店長は「ここは立ち上がりが遅い店舗なので、正直、何人のお客様に買っていただけるのか」と心配顔だった。10時までの1時間で15人の購入者があったと聞き、ホッとしていた。「何を買いますか?」という質問をぶつけてみると、中年の主婦は「もちろん食料品です(笑い)」ときっぱり。「新聞記事を見て、駆け付けた」そうだ。いつも利用する店舗でお得な「お買い物券」を賢く利用しようというワケだ。
膨大な件数になるので、都市部の市町村では「定額給付金」の支給は5月からになる。手間がかかる、こうした企画に二の足を踏む企業も多いが、「何事にも積極的に打って出る」姿勢が歓迎されているように思えた。販売した各店にとっては日ごろの信頼度が測られたみたいで、売れ行き枚数が気になるイベントだった。
再生ファンドも地方SM支援に慎重、安易なDS化より我が顧客を大切に
改正省エネ法施行を控えその対応を聞く
第7回 セブン&アイ・ホールディングス
原単位をベースにCO2削減に取り組む
セブン&アイ・ホールディングス総務部 CSR環境オフィサー 伊藤 利彦 氏
DS3号店。先行の2店好調で、今期20店の転換計画
ザ・プライス鎌ヶ谷店
惣菜・青果強化、価格訴求で活性化する小型SM
いなげや・ina21小金井貫井南店
販売サービス・接客クレーム
売上構成比14%の精肉がリード、2年目2割増
たいらや今泉新町店
オークワ 2009年2月期決算
CFSコーポレーション 中期経営計画で構造改革に取り組み
サンエー 今期の課題は中型店の強化
コープかながわ 食の安全・安心を強化。初の記者懇談会を実施
オーシャンシステム 社長交代、現社長樋口毅氏の弟の勤氏が就任
マルヤ 医薬品売場の実験を7月に開始
「選択と集中」受け量販店対策強化で114%目指す
ブランドのメジャー感高め「クリスタルガイザー」イメージアップへ
日本アクセス、09年3月期業績も増収増益を確保
料元祖「焼肉のたれ」を基幹に新・調味料へ拡充
エバラ食品工業の肉まわり調味料群
聖域なき商戦
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.