名古屋市西区に4月21日オープンした「モゾ ワンダーシティ」は、名古屋中心部から鉄道利用で10分ほどの近さだ。名鉄犬山線に地下鉄鶴舞線が乗り入れる「上小田井(かみおたい)駅」から歩いて5分で建物の端にたどり着く。前身のワンダーシティを全面的に建て替えた2代目だ。
店舗は3月18日に発表した「イオンの反省」に基づいて、従来のワンダーシティと違う点を村井正平・イオンリテール社長は5点挙げた。(1)少子・高齢化に対応(2)アイテムが増え過ぎて、分かりにくい売場になっていたのをシンプルにした。
さらに(3)トップバリュ5,000品目開発で、NBより3割安いという世界に安住していた。真のロープライスとはどういうものか、見直した(4)パートタイマーの戦力化に再チャレンジ(5)94年来オープンした大型店はハイコストの極み。ローコスト店舗にチャレンジ--GMSをこういう風に変えるという判断材料の店舗にする。
大型連休の最中、4月29日にオープンしたイオンモール広島祗園。三菱重工業広島工場の跡地に建てられたもので、こちらもJR広島駅から北部の新興住宅地に延びる可部(かべ)線で15分。店舗は下祗園駅から徒歩10分ばかりの便利さだ。
イオンモールの村上教行社長は、「モゾと祗園は、いずれも駅に近いSCだ。来店客の10〜15%は鉄道利用をしてもらえるよう、スタンプカードでキャンペーンを実施する。通学に影響のない祝日をオープン日に選んだ」と地域密着のSCを強調する。
モゾはキッズやファンシー売場を強化、祗園も同様にキッズ関連の売場に力を入れ、ベビーカーを押す若いママさんたちの来店に期待を寄せる。プレオープンを実施したこともあって大渋滞は起きなかったが、逆に大型店に逆風が吹く象徴だとすれば、困ったものである。
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