「スーパーマーケットの健全な発展と普及を図ることにより、わが国食料品流通機構の近代化・合理化を促進するとともに、より豊かな国民生活の実現に寄与すること」を目的として、1999年7月12日に設立された日本スーパーマーケット協会(略称JSA)。今年7月9日、協会設立10周年記念のパネルディスカッションとパーティを都内のホテルで開催した。
同協会の通常会員の資格は、食料品の売上構成比が原則50%以上のスーパーマーケットで、10店舗以上、または年商10億円以上のものと定義されている。現在、通常会員は104社、2008年度の総店舗数は7,138店で、総売上高は約6兆290億円。小売団体としては、GMSを中心に組織された日本チェーンストア協会の年間総売上高13兆1,703億円の約半分、日本百貨店協会の7兆3,814億円に迫る。当然ながら食品スーパーの団体としては国内最大規模に成長している。
JSA発足から10年間、同協会の会長を務めてきた清水信次会長(ライフコーポレーション会長兼CEO)がこの度、名誉会長となり、川野幸夫副会長(ヤオコー会長)が新会長に就任した。新体制発足に合わせて8月から新しい事務所(東京都中央区日本橋本町2丁目6番3号、電話03−3661−4967)に移転する。
「過去の歴史を振り返ってみても、人材がすべてを左右する」と清水名誉会長は強調し、今後もSM業界の人材育成に力を注いでいくことを使命に掲げながら、後任の川野新会長に全幅の信頼を置く。川野会長は「SM業界は生・配・販の分業でいくしかない。生活者のために役立つ業界となるため、協会を情報交流の起点となる場にしたい」と語る。8月3日には他団体である日本セルフ・サービス協会と全国スーパーマーケット協会が合併するが、新団体とも密に連携をとりながら、将来的には日本スーパーマーケット協会とも一緒になる可能性も高い。
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