中部地方で積極展開を始めたオークワは、10kmほど離れた愛西市にSSMを、同じく岐阜柳津に小型ディスカウント店を出店、最小のドミナントが完成した。子会社化したパレで小型SMを展開しているので、時代の流れからそれている高級路線・メッサ以外の店舗は出揃った訳だ。
商業集積の閉鎖で1店舗減ったが、この店舗を含めてスーパーセンターは6店舗となり、既存5店舗の売上高は181億円に達している。岐阜養老店の総投資額は13億円、初年度売上高は24億円を見込む。
消費低迷の流れを受けて、各社ともディスカウント色を強めている。名古屋を本拠とするヤマナカも7月4日、中川区八塚町の「アルテ太平通」をディスカウント業態「ザ・チャレンジハウス太平通」としてオープンした=写真。EDLPとローコストオペレーションの両立で勝負に出た。
四国のフジもこれに続く。8月8日に松山市の「フジ高岡店」を業態変更し、「ZY(ゼットワイ)高岡店」として生まれ変わらせる。食料品を中心に既存店よりアイテムを4割以上絞り込み、「ゼッタイ(Z)ヤスイ(Y)」と徹底した低価格を実現する。
オークワは中堅スーパーとしては、いち早くスーパーセンターやディスカウント業態に取り組み、PBはニチリウブランドをメインに、自社の食品工場でうどんやそば、豆腐などの日配品を製造、各店に直送している。セルフレジも他社に先駆けて導入するなど、この分野でも先駆者だ。果実がどういう風に実るのか注目したい。
300坪型の品揃えに磨きをかける
東武ストア船橋法典店
トライアル撤退後建替え、直営9店目の惣菜をメインに
そうてつローゼン薬師台店
価格訴求に加え、旬の果物を先取りする戦略を開始
FOOD OFF ストッカー白岡原ヶ井戸店
商売の本道は人材と商品を上手く組み合わせること
神奈川県 久里浜周辺
大黒天物産 09年5月期は10年連続の増収増益を達成
さえき 民事再生法申請のマル平ストアのスポンサーに名乗り
マルエツ 50坪小型SM第2号店「麹町四丁目店」を開店
商品の調達力・既存品の再構築と流通の課題解決
家中消費への変化と消費者の生活実感に即した提案の強化
AGF・味の素ゼネラルフーヅ、IC分野大幅刷新(下)
食品業界、サバイバル商戦への対応迫られる
マルハニチロ食品、値頃重視の商品開発
加ト吉(JTグループ)ブランド一本化の新体制強調
「人間」、マイケルジャクソン
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.