イズミヤは「ええもん、安い」がモットーだが、まるとく市場は「全てのコストを見直し、少しでもお安く届けします」をコンセプトにしている。ポイントカードやクレジットカードを取り扱わず、サービスカウンター機能も廃止、チラシも月1回に制限するなど、徹底して低価格を実現。「その分、値段に反映します」という訳だ。
日本が高度成長期の真っただ中にあった1970年(昭和45年)前後、千里丘陵では万博が開かれ、ニュータウンに住むこと自体がステータスだった。それから40年、建物の老朽化とともに、住民の高齢化が急速に進む象徴的な場所になった。
北緑丘店の周辺も例外ではない。近くでクリーニング店を営む初老の店主は「ここで商売して20年を超えるけど、みんな年とってしまったなー。関西スーパーさんが出てから、阪神スーパーという店がやってたけど、ここも1年半でやめてしまった。こんどこそ」とイズミヤの奮闘に期待する。
団地内を走る坂道の途中にあり、樹木が生い茂って「まるとく」は外からは目立ちにくい立地だ。屋上は駐車場ではなく緑地になっており、店内入口も設けられている。エコ時代にふさわしいシチュエーションだが、近場のお客しか来店は望めない。
一方、これまで小型店のデイリーカナートを業態転換することが多かった「まるとく市場」の新規出店第1号が大阪市都島区に7月3日オープンした「都島友渕店(829u)」だ。ここもダイエーのグルメシティ跡地への出店だ。周りを高層マンションに囲まれているが、工場も多い。
8月後半からユニーやフジとの共同PBも導入される。「毎日がお買い得」「ぶっちぎり得価」という目玉商品で引くが、少々のことではお客も動かなくなっている。人が自然に集まる立地も限られている。今回の「まるとく」2店の今後を見守りたい。
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