「Time’s Place Saidaiji」は天井を4.2mと高くし、外光も採り入れた明るさで、これまでにない上質で開放的なショッピングモールを目指す。同駅の橋上コンコース部分はもともと1,700uあったが、主に乗り換え客が行き交うだけのスペースだった。今回は西側部分の複数のホームをまたぐ形で駅ビルを1,800u増設し、デパ地下並みの店舗を集めた。
テナントは成城石井、ベーカリーカフェ、ドラッグの大型店舗のほか、スイーツ、惣菜、奈良の3つのコンセプトで構成、合わせて26店が営業している。奈良県初出店が2店、駅ナカに初めてお目見えする店舗が12店もあるフレッシュさがウリだ。
これまで通勤通学客がせわしげに行き交っていたコンコースに、いきなりデパ地下をしのぐスペースが展開。観光地でありながら土産物をまとまって買ったり、ゆっくりくつろげるスペースが少なかった同駅の駅機能を倍加させる施設として期待が高まる。
地酒メーカーの立ち飲みショップもあって、駅には珍しいホテル並みのトイレも用意された。西側の線路の真上にオープンした展望デッキ。奈良線と京都・橿原線が平面交差するだけに、ひっきりなしに電車が行き交い、鉄道ファンならずとも時間が経つのを忘れるほど。
関西では主に阪急電車の駅構内に出店している成城石井だが、近鉄とは大阪上本町駅に続く2店舗目のFC出店だ。安価なPBが幅を利かせる店舗が多い中、こだわりの品の数々は逆に新鮮だ。来年は同駅の東一帯に広がる平城宮跡で来年催される「平城遷都1300年祭」の玄関口になる大和西大寺駅。持ち家比率が高く、所得水準の高い沿線を含む立地だけに、知名度の浸透がカギとなりそうだ。
ヤオコーとの接近戦がスタート
ベルク東所沢店
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ベイシアスーパーセンター野田さくらの里店
奈良に初めて出店。提供するのは「オリジナル商品」
成城石井・大和西大寺店
住宅立地の300坪都市型SMの実験店
イオンマックスバリュエクスプレス北烏山店
感動・感激編
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