阪急の第1期棟は旧本店の華麗なイメージを受け継ぎ、2期工事につなげる。デパートの顔ともいえる1階は「デパイチ」の食品フロアとした。梅田地下街を通して向かい合う阪神とはベビーカーでも行き来できるように段差をなくし、グループ全体での集客を図る。
大幅増床の大丸、三越伊勢丹も次第に輪郭を現してきている。4店の百貨店がひしめく形になった梅田地区だが、ミナミの難波・心斎橋などとの競合も考えると、それぞれが足を引っ張り合っていても始まらないので、連携する動きもある。
JR大阪駅から東海道本線で2駅目が尼崎駅だ。駅の北側には、キリンビールの工場跡地が再開発されたものだ。「COCOE」とは「CONFORT(コンフォート)=快適さ」「CONVENIENS(コンビニエンス)=利便性」「ENERGY(エナジー)=活力、にぎわい」といった3つの言葉の頭文字をつないだ造語で「ここへおいでください」という意味を含めている。
「COCOE」の本館には「あまがさき阪神」と平和堂の「アル・プラザあまがさき」それに松竹のシネマコンプレックスが核店舗で入り、専門店130店舗とモールを構成する。隣接してフィットネス館もオープンする。
平和堂は「アル・プラザつかしん」に続き、兵庫県下では2店舗目の出店だ。低価格を売り物にしたPBを取り揃えた店舗や小型のディスカウントスーパーが話題になる中で、オーソドックスな商法を掲げるのは、逆に新鮮だ。「旅物語」など、平和堂の独自規格商品が、どう都心百貨店と渡り合うのかも興味深い。
早く家族を大阪に呼び戻したい
低価格時代におけるチェーンストアの商品政策
生鮮食品の世界的な商品供給基地づくり進める
イオンリテール 近澤 靖英 氏
1円の安さは出せたが1円のお得感をどう出すか
カスミ 石原 俊明 氏
商販一体化して全店一斉に動ける組織体制に
いなげや 八丸 良久 氏
総年商4兆円の規模を生かした商品開発へ
シジシージャパン 藤井 淑生 氏
美人薄命の意味
JRと京成の駅前・高層マンション内の500坪SM
マルエツ金町店
◎感動・感激編
AGF、2009歳暮ギフトの顔ぶれはブランド力発揮
天候異変の中、食品メーカー販促計画をより短期予測へ
エバラ食品、焼肉のタレから鍋の素へ販促
東洋水産、売れ筋、冷麺から温麺へ
フジッコ、高級佃煮昆布「真帆屋」を阪急百貨店にオープン
前人未到
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