神戸物産が出店した「Green's K」は、日常の食卓代行業としてFCチェーン化を目指す。同社はFCで業務スーパーやバイキングレストランを展開。今回のデリスタイルマーケットは10年前から構想を練ってきた新業態。FCで年100店の出店を目指し、最終的には年200店の出店も目論む。契約内容は、初期投資を全て本部側が払い店舗委託するBタイプと1店舗当たり約2,800万円の初期投資をオーナーが払うAタイプに分かれ、主にAタイプに力を注ぐ。ロイヤリティは仕入額の1%。
亀戸店は30坪の店内に10坪のオープンキッチンを抱える。営業時間は11時〜21時。1月1〜3日以外は年中無休。大・中・小盛のご飯とバイキング形式のおかずを組み合わせた290円のMY弁当、好みの具が選べるオーダーメイドのMYおにぎりを100円で販売。さらに250円バイキングカレーやホットメイドパスタ、300円ビーフシチューを提供する。特徴は1g=1円で提供するサラダ&おかず。低価格で提供するため、1つのメニューを細かく分解して、自社製造工場で製造し、店内で各パーツを組み合わせて調理する。デイリー・加工食品はコンビニの2〜5割安の価格。3連納豆や2連豆腐は各48円、天然酵母パン2斤198円、ペット飲料100円、牛乳1ℓ157円。年内には酒も取り扱う。
「日販目標30万円。現在1.5〜2倍の売上で推移している」と神戸物産神戸クックFC事業部門部門長の岡崎裕輔取締役。「客単価は予定通りで、客数が多い。自転車や徒歩客が圧倒的に多く、雨の日だけは客足が鈍るが、店内の客がゼロになることはない」という。
客層の7割は主婦、3割が単身者。通常の中食店のようにランチ時以外にもピークがあり、11〜12時は主婦、12〜13時は単身者、14〜17時までは主婦、18時以降は単身者が利用する。ニューヨークで存在しているデリスタイルマーケット。果たして日本に根付くか。
PBはリニューアルが鍵握る第三のステージに
セブン&アイHD取締役・ヨークベニマル社長 大高 善興 氏
岐阜郊外に初のSSM
オークワ・岐阜西改田店
細かく惣菜をショップ化、調理風景が売場から見える演出
ヤオコー新座店
利便性重視のコンパクトSMでシェアアップ
マルエツ朝霞溝沼店
セブン&アイ グロ−バルPB「ワイン」を日米同時発売
全日本食品 ネットワーク型VC−POS導入を予定
アークス 子会社化した札幌東急ストアを東光ストアに変更
地方産品(青森県、宮城県、宮崎県、熊本県)の売り込みフェアが活況
日本フランチャイズチェーン協会 2008年度CVS売上高は6.6%増
伊藤園、2009年度上半期の営利85億円・経常は80億円強を達成
「実行部隊はいくらでも。アイデアがほしい」
鍋需要の気運高まる タレ、調味料、パウチメーカーが競合
キムチ筆頭にカレー、寄せ鍋等の戦い
冷食メーカーに異変 加ト吉のブランド変更
中小の「正直商品」にも光を
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