長崎屋が運営するMEGAドン・キホーテ(以下、メガドンキ)三郷店は11月28日(土)に2度目のリニューアルを実施した。地下1階の食品売場にドン・キホーテグループが総力を挙げて進めている個人商店の独立・開業支援プロジェクト「熱血商店街」の関東地区第1号店をオープンさせた。
やる気のある個人商店を募り、各種選考過程を経て、8事業者を選んだ。地場の八百屋2軒、九州・沖縄特産の家庭料理ほか3軒、手造り惣菜・韓国惣菜・中華惣菜3軒とバラエティに富んだショップが揃い、食品売場のアクセントになっている。小売が初めての惣菜店もあり、ビジュアル面でやや物足りない部分もある。ドンキのエントリー推進部による指導が必要だ。オープン初日ということもあるが、個人事業主及び従業員の活気あふれる掛け声や呼び込みなど、メガドンキ食品売場との相乗効果は期待できる。
増床後の食品売場は約3,300uとなり、メガドンキ23店中で北鴻巣店、函館店と並ぶ同社最大級の規模となる。売場構成はグロサリーで約半分の1,600uを使用。酒類、菓子類では他社を圧倒する。生鮮3品、惣菜、デイリーも1品大量陳列で圧倒的なボリューム感を打ち出している。食品の取り扱いアイテムは8,422。「熱血商店街」売場は8事業合計で300uの規模。
長崎屋からメガドンキへの業態転換で食品売場を直営化、前年比200%を超える売上を確保したが、今年9月17日にオープンした「ららぽーと新三郷」の影響を受けて、売上が減少した。特に食品は食品館イトーヨーカドーららぽーと新三郷店の出店によって瞬間風速で20%、平時では10%の影響を受けている。今回の改装では、低価格、ボリューム感、イベント性を強化して、旧来以上の売上に押し上げる狙いがある。どこまで効果を発揮できるか、注目したい。
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