「ザ・ビッグ周東店」は11月21日に開店した郊外店だ。運営するマックスバリュ西日本では「環瀬戸内リージョナルチェーン」を目指して、主力のSSM業態の積極展開を続けているが、ディスカウントの追い風を受けて「ザ・ビッグ」も柱に育てようとしている。
こだわり商材を扱う高質の食品スーパーがもてはやされていた、つい2〜3年前までは、ビッグ業態は、どちらかというとお荷物的な存在だった。ジャスコ旧店の看板を「BIG」に書き換え、簡単に模様替えした店舗が目立ち、当時の記者会見でも「何とかやってますよ」と新規出店より、現状をどうしようかとの認識が先行していた。
しかし、時代の空気そのものが変化を遂げ、西日本だと大黒天物産とかトライアルカンパニーといった「ディスカウント専業」の店舗が台頭してくることで、風向きが変わった。特にリーマンショック以降の値下げ路線が「ビッグ業態」を復活させた。13年振りの新設店・平島店(7月、岡山県)を皮切りに、北島店(10月、徳島県)、上板店(11月、同)、周東店、寒川店(12月、香川県)と出店が相次いだ。いずれも、食品スーパーの持ち味を生かした店舗づくりで差別化を図る。
デフレ風が吹き荒れ、暖冬のまま新年を迎えるのかと思ったが、年末寒波が日本列島を覆い、ようやく冬らしくなった2009年。年内は今号で納刊、新年は1月11日号からスタートします。新店舗紹介、業界トピックス、好評の連載、勢いを増す中国の流通事情など、新年も役立つ情報をお届けします。「流通の明日を考える」本誌を引き続きご愛読下さい。
動体視力を研ぎ澄まし、智恵を出すこと
さえき代表取締役社長・協同組合セルコチェーン理事長 佐伯 行彦 氏
東京都 小金井地区
中小SM生き残り・成長戦略の鍵は支払いサイトを短くすること
イトーヨーカ堂のディスカウント業態、初の新設店
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昼食需要への対応をメインに据えた店づくり
サミットストア イースト21店
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サークルKサンクス ドラッグストアチェーンと業務提携
日本ショッピングセンター協会 09年SC新設は前年比35%減
医薬品発想から生まれた長寿商品
SOYJOY発売4年で11品に成長
夜行で東京・大阪を「とんぼ返り」
冷食、弁当向けと卓上用の二極化<シリーズ、最終>
※加ト吉は明年1月、新社名「テーブルマーク」へ
(一部既報)、下期新商品の売れ筋をみる。
※商品開発は品質・値頃感の戦い
大手は感動の番組作りを
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