潮芦屋は兵庫県企業庁が開発を進めているもので、六甲山から流れる芦屋川の河口を埋め立てた125haもの広さがある人工島だ。街開きから約10年で甲子園球場の約32倍の広大な敷地に公園、人工海浜、マリーナなどが整備された。商業施設の運営や管理は東京のダイワロイヤルが担当している。
「ライフガーデン潮芦屋」に入ったマルハチは神戸市灘区に本部があり、阪神間から三田地区まで20店ばかりチェーン展開している。売上高は300億円が視野に入ったところだ。マルハチ南芦屋浜店は、見たところ600坪スタイルの店舗で “元気印スーパー”ならではの価格がお客に好評だ。
南芦屋浜には広大な芦屋総合公園があり、バーベキューができるコーナーも用意された。先端の突堤では釣りができ、人工の砂浜が広がって往時をしのばせる。マルハチやHCでは行楽需要も見込める。ガーデン形式のチャペルもオープン、スーパーまでウェディングベルが聞こえてくる。
「山を削ってその土で埋め立て地を造成」--港や住宅地を拡大する神戸市株式会社の錬金商法がもてはやされたのはいつの日だったか。日本を代表した神戸港は、阪神大震災以降、コンテナ取扱量などで年々ランキングを下げ、往年の輝きはない。これが最後の埋め立て用地になるのかも。
戸建て住宅がすべて完成すると、人口1万人近い街になる。あれもこれもと施設を増やすのではなく、陽光をいっぱい浴びて、のんびり過ごすスペースがある方が、デフレ時代のウォーターフロントにはふさわしい。入居者を待つ空き地では、ヒバリがひときわ高くさえずっていた。
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