ワインレッドのPBは「Vセレクト」だ。毎日の暮らしに欠かすことの出来ない商品を「良品廉価」で提供する。食パンや牛乳など、暮らしを強力に応援するお勧めの基本アイテムで、店内では最も目立つ存在だ。
おいしさや製法、素材にこだわった商品を買いやすい価格で提供するのは「Vクオリティ」というオリ−ブグリーンのVマークだ。試しに購入した商品では「無添加 とろろ昆布」45g・248円で、定番品より高い分、北海道産の天然がごめ昆布と真昆布を、醸造酢だけで仕上げたこだわりがウリだ。
数は少ないが、ライトグリーンのマークは「Vオーガニック」と名付けられている。食生活に欠かせない「健康・安心・安全」をテーマに、有機JASにこだわって開発したPBだ。有機きな粉とか粉末緑茶というようなアイテムもあり、売場全体の核を押し上げる効果もあるようだ。
滋賀県下のバローのSM店舗は、2008年9月にオープンした守山市のピエリ店に次いで、八日市店が2店舗目だ。東近江市役所から南に約1kmの市の中心街に立地しており、商圏は周辺1万3,000世帯、3万2,000人を想定している。
岐阜県多治見市に本部のあるバローは2010年3月の売上見込みは連結で3,590億円、単体でも2,300億円に達する、押しも押されぬ規模の地域チェーンだ。ホームセンターやドラッグスストアも傘下に持ち、多業態で東海にも出店地域を拡大している和歌山のオークワと比較すると似た点もあり、興味が尽きない業容だ。
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