イオンが運営するSC内の客にアンケート調査したところ、もっと多様なデザインや種類の生活雑貨を求める不満の声が数多くあった。実際、イオンの雑貨の売上構成比は18.4%で、家計消費における雑貨の支出23%とは5ポイントの隔たりがある。これを解消するため、イオンは生活雑貨専門店「R.O.U」を出店。「Rock Our Utopia」(思いっきり、毎日の暮らしを楽しもうの意味)を略した店名だ。30代女性が「ワクワク」「ドキドキ」できるよう、「最良の(楽しい)暮らしの”素(ルー)”を発信し続ける店」をコンセプトに掲げた。具体的に@家族の食卓を楽しく過ごしたいA仲間との時間を大切にするコミュニケーションツールが欲しいBいつまでも健康で美しくありたいC機能的で快適な暮らしをしたい。この4つのニーズを具現化。
機能的で便利であることはもちろん、「毎日使うものだからこそ、愛着や感動を感じられるもの」を暮らしのあらゆるシーンで提案する。売場を4つに分け、家庭用品を中心に文具・ビューティケア・バラエティを展開。旬の商品や使い慣れた商品の新しい使い方を提案し、商品をクローズアップする。取扱品目数は約6万。限定商品は作るが、PBは作らないという。各カテゴリーの売場面積比と売上構成比予定は、文具が20%・28%、ビューティケアが20%・28%、家庭用品が40%・28%、バラエティが20%・17%。
「R.O.U」では商品の仕入れを販売スタッフが担当する仕入販売員制度を導入する。津田沼店の従業員36人のうち店長を含め7割が女性。仕入販売員は店長と4カテゴリーの正社員の計5人を置く。客と毎日接する販売スタッフが自ら商品をセレクトし売場を創ることで、客が今求めているニーズに直接反映したきめ細かい品揃えを実現する。
店内でコーナー展開する「ショップ・イン・ショップ」では、他の雑貨店との差別化を図る。競合店は、20代女性をターゲットとしたロフト、趣味を持った大人の男性をターゲットした東急ハンズを想定。ショップ・イン・ショップとして津田沼店ではビューティケア売場内にネイルサロン「ネイルヌーボー」をコンセスタイルで展開する他、母親と幼児をターゲットとした雑貨コーナー兼レストスペース、伝統的でモダンな「和」の雑貨を揃えた売場をコーナー展開する。
増収は子会社を吸収合併したユニーとイズミの2社だけ
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品揃え豊富な高質スーパー
北野エース調布パルコ店
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戸塚東急ストア
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ユニー ラ フーズコア中田店
スターバックス・ジャパンとサントリーが新飲料発売機に
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海外で認められた日本の美徳「手洗いやうがい」望ましい習慣化
--マルハニチロ食品--
*「お弁当のおかず」と麺・米飯、食卓向けの強化
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*2009年冷食、国内生産量は前年比5.1%減
アクリフーズが冷食で夕張メロン当てキャンペーン
一票差で通った電撃の「社長交代」
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「友愛」と外交決着
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