この9月から「社団法人日本セルフ・サービス協会」(セル協)は、「社団法人新日本スーパーマーケット協会」に名称変更される。セルフ・サービスの第1号店は東京・青山の紀ノ国屋といわれ、1953年にオープンしている。その5年後、1958年4月にセル協が設立されている。以来50年余、同協会を中心にセルフ・サービス店の普及が図られ、GMSやSMという業態に発展していった。
「セルフ・サービスが日本に入ってきて、小売の形態、経営の形態をがらりと変えた。私もセル協に入って、初代会長の増井徳男さんにお世話になった。今でもセルフ・サービスという言葉を何の抵抗感もなく使っていて、水や空気のように当り前になっているが、若い人にはもはや死語と言われている。合併を機に変更することになり、1年待って、正式に認可された」と横山清会長。50年という時代の流れはやはり大きい。
今や「スーパーマーケット」は、町の魚屋、八百屋などが少なくなる中で「食品を中心に日常生活で必要なものがほぼ揃う便利な店」と認識され、すでに十分な存在感を示している。
望まれるのはその高い存在性に見合った質的な内容を持つことである。幸い、同協会では、チェッカー技能検定やスーパーマーケット検定などで従業員の能力向上に力を入れ、「農商工連携の中、自給率向上に小売業としても今まで以上に積極的に努力していきたい」(横山会長)と製配販連携にも理解を示している。さらに、協会運営では「8地区連合会を組織し、地域の問題点を本部に吸い上げて集中して解決する取り組みで成果を上げている」(横山会長)ときめ細かな対応を始めている。今年9月21日〜22日には「第1回全国大会東京大会」を開催する。これは旧全国スーパーマーケット協会が全国持ち回りで毎年開催していた、会員の親睦と慰労を兼ねた催しで会員社が楽しみにしていた大会。昨年は新型インフルエンザで中止になったが今年、復活したもの。名称変更を機にさらに旧両協会の良さを融合した活動が期待される。
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「心を掴む」にこだわろう
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