同店は奈良と和歌山を結ぶ国道24号線沿いにあるが、ライフ、オークワ、万代といった関西の有力スーパーが店舗を構える激戦地への出店だ。10km北ではスーパーセンターイズミヤ広陵店が別棟にJAならけんなどが運営する新鮮市「わたしのたからもの」をオープンしたばかりだ。
店内は「道の駅」で見られる直売店のような感じだ。オートバックス新庄店の敷地の中にあるが、同店が運営しているのではない。うどん、そばといった麺類を扱う路面店を居抜きした。太い木組みの柱がむき出しで、産直の雰囲気にピッタリだが、その分天井が高く、温度管理の面で難があるという。
3時間ごとに届けられる焼き立てパンやケーキ、乳製品、地元特産の素麺なども揃っている。青果の99%は地元産だが、猛暑で葉物が少ない時期に当たるので、品揃えの苦労も絶えない。白菜や大根など奈良県下では揃わない時季のものは市場から調達、産地を明示している。営業時間は9:00〜19:00で、初年度1億8,000万円の売上を見込む。
社内カンパニーの志野修市社長は、中国の北京などでカー用品店の経営に携わった、異色の経歴の持ち主だ。定年後、出身地の奈良県桜井市に戻ったが、家庭菜園などに関るうちに、産直品の魅力に引かれ「これしかない」と再び事業にかかわることになった。 生産農家にもうけてもらうため、最低限の手数料で、残ったものは最後まで面倒をみるのがモットーだ。
システムで動いているスーパーに比べ「あれも、これも」足らないところが目立つ店内だが、品切れが厄介だという。「おかげさまで、○○時頃完売しました」とPOPで謳うといいかもしれない。既存スーパーにない、小回りの良さを出してほしいものだ。同店は近鉄御所線・忍海(おしみ)駅を南に5分のところにある。
店舗売上は12生協中2生協がプラス
急成長してきた個配も伸び悩み、無店舗事業は9生協がマイナス
全日食チェーン 初の直営ミニSMを年内に一挙6店開設へ
ランチニーズの多い高質SMを2階で営業
キッチンコート三鷹店
都市型270坪SMで小商圏に対応
マックスバリュエクスプレス木月住吉店
15の設備を取り入れた次世代省エネ実験店舗本格稼働
スーパーマーケットバロー草津店
気温高く、衣料品が54カ月ぶりにプラス
ライフコーポレーション、セブン−イレブン、既存店プラスに
シーフードショーで日本の水産物需給事情近況
※セミナー併設で「蒲鉾の健康機能性や本マグロ養殖事情」
※養殖ウナギ、ジャワ島からの冷凍蒲焼輸入は伸びるか?
冷食、下期の新商品戦略(2)
※テーブルマーク、具付麺の強化策
※日清フーズ、具付にならび、プレーンパスタ発売
顧客の感動・歓喜・大喜び
「総介護時代」のスーパー
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.