人が集まるターミナルビルほど集客が見込める商業施設はない。鉄道駅を抱えるJR東日本は駅の利便性を図るため、積極的に設備投資し、駅ナカの商業ゾーンを拡張している。一方、空の駅として日本最大の旅客数を誇る羽田空港も先月、新たな旅客ターミナルビルを開業させ、観光スポットとして、あるいは一大商業ゾーンとして脚光を浴びている。
羽田空港の2010年度の旅客数は国内線が前期比3.0%増の6,100万人、国際線は同80.2%増の500万人の計6,600万人。成田空港(同1.8%増の3,310万人)の2倍近い旅客数を誇り、関西国際空港(0.3%減の954万人)の6倍強となっている。地方の空港が苦しんでいる中にあって、羽田空港だけは今後も順調に旅客数が伸びると想定する。
羽田空港旅客ターミナルビルを建設・管理運営している日本空港ビルデングの2009年度の営業収益は1,210億円で、内訳は物品販売業で694億円、施設管理運営業で378億円、飲食業で136億円。営業利益は51億円、経常利益は49億円、当期純利益は25億円。3年後の2012年度の計画では、物品販売業の売上は2009年度対比27.7%増の887億円、施設管理運営業は16.7%増の442億円、飲食業は40.6%増の192億円を目指している。
今年度から来年度にかけて70億円を投資して第1旅客ターミナルビルのリニューアルが実施されるが、それに先立ち10月13日に第2旅客ターミナルビルが190億円投資して増床オープンを果たした。同ビルはさらに80億円を投資し2013年度の増設オープンを予定する。羽田空港は飛行機を利用する旅行客以外の空港を訪れる見物客の増加も見込んでいる。「空へ旅立つ場所」という夢のあるコンセプトでアミューズメント性をさらに追求し、商業ゾーンとしての魅力も高めようとしている。
コモディイイダ 季節性イベント重視の販促企画で売上実績を積み上げる
日本惣菜協会 消費者と店舗・企業を信頼関係で結ぶ「惣菜管理士」取得者拡大
全日本食品 ポイントカードを使った顧客別チラシを開始
スーパーマーケット2010年冬ギフト商戦スタート
書籍、衣料品で2階への吸引を狙う区内一番店
ライフ南千住店
ユースの強みにバロースタイルをミックス
ユース長浜店
新NSC2号店の核店舗を、神奈川県内に初出店
ヤオコー相模原下九沢店
スーパーに求められる「業務品質」
一番忘れてはならない、スーパーの使命とは日常サービスに「危機管理」の観点を
顧客の感動・歓喜・大喜び
2010年度上期業績は純利益で雪印メグが2位の森乳上回る
発想を変えないとMDも売場の棚も変わらない
買い場を売場にするには説明の強化
魚肉ソーセージの認知度を調査
※マルハニチロHD1,000名の回答を分析
マルハニチロ決算
※売上横這いも食品開発・製造の幅広がる
ニチレイ決算
※アセロラ飲料事業売却で減収
意識改革と努力が大事
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.