東京メトロ初の展開となる女性向け売店「メトロスビューティー」が11月25日(木)、有楽町線有楽町駅と丸ノ内線銀座駅で2店同時オープンした。化粧品や雑貨、本・雑誌、低カロリー菓子など、ほとんどの商品が女性を意識して取り揃えられており、外観もピンク一色で統一して非常に目立つ。店頭で化粧品を試用できるなど働く女性の強い味方となりそうだ。
東京メトロとメトロコマースは丸ノ内線銀座駅と有楽町線有楽町駅のメトロス売店をリニューアルし、11月25日に女性向けの売店「メトロスビューティー(METRO’s BEAUTY)」をオープンした。同社では売店のメインユーザーだった団塊の世代の利用数が減少傾向にあることから、新規の主要顧客獲得に向けて新たな構想を計画。銀座店と有楽町店はもともと女性の利用頻度が高く、これまでも化粧品などを扱ってきた実績があることから、さらに女性ユーザーを意識しての店舗にリニューアルする運びとなった。
店舗外観も女性を意識し、壁面から什器までピンクで統一。モノクロな地下鉄構内では遠くからでも一目で店舗の所在がわかる。「女性の美容・健康・ダイエット」をコンセプトに一般売店ではほとんど扱いのない化粧品や雑貨を、有楽町店で100アイテム、銀座店(タバコも販売する)で55アイテム販売。また、その他の商品も健康グッズや低カロリー菓子、栄養ドリンクなど女性向けの商品が中心で、雑誌なども女性誌を豊富に揃えている。有楽町店では店内に鏡が設置されており、一部の化粧品を試用することもできる。
オープン当初から「ツイッター」などの情報ツールの間では、銀座に勤務する女性などが「通勤が少し楽しくなる」と話題にしており、女性中心というコンセプトは見事にはまっている。ここ数年は駅構内やホームで買い物をしなくても、改札を一歩出ればコンビニなどが目の前にあり、売店で買い物をする必要性が薄くなってきている。そんな中で、ただ必要なものだけを販売するというだけでなく、「女性向け」という枠を設けることによって、ちょっとした付加価値を与えているように思える。しかし、それと同時に男性は近寄りがたくなるのでは、との思いもよぎったが、男性客の声を聞くと「最初は少し驚いたが今は違和感なく利用している」とその懸念は杞憂だったようだ。
現在、エキナカには婦人服ショップや雑貨店など数多くの女性向けのショップが目立つ。働く女性が少なかった時代にはこの様な出店形態はありえなかった。男性としては少し物足りない気もするが、時代の流れを感じずにはいられない風潮である。同社では銀座店・有楽町店の反応、ニーズを見ながら店舗拡大を検討していくとしている。
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