サークルKサンクスは1月27日(木)、環境に配慮した省エネ・エコ店舗として「サンクス厚木岡津古久店」を神奈川県厚木市内にオープンした。今年度において同社は1店舗当たりのCO2排出量削減目標を、2014年度までに2007年度対比で8%削減と設定。積極的に省エネ設備・機器の導入を進めていく方針だ。今回のエコストアをモデルとして各種設備データを収集し、次世代新型店舗として最新式のエコ設備・機器の導入を図っていく計画だ。エコストアの開発は、小売店にとって避けては通れない問題になっている。
最近、コンビニやスーパー、ショッピングセンターがエコストアへの取り組みを強化している。1月27日にはサークルKサンクスが最新機器を導入したエコストアとして「サンクス厚木岡津古久店」をオープンさせた。通常店より2〜3割ほど初期投資がかかったが、同店をモデル店として、効果があった部分は今後の新店や改装時期を迎えた既存店へ、ノウハウや設備を導入する。同店は直営ではなくFC店。投資コストの一部は本部負担という。
今回のエコストアでは、屋根に最新型の高効率太陽光発電システムを導入。単結晶太陽電池のパネルを計48枚設置し、うち6枚は店内の売場照明に直接つなげて昼間の電力を賄う。看板を含めた店外照明や店内天井照明、冷機ショーケース照明には全てLEDを使用。結果、同社の現行の新店と比べ、1店舗当たり年間で約3万5,300kWh(2008年度開店店舗比で約23.4%減)の電力を削減し、CO2では約24.5t(同約43.6%減)の削減を見込んでいる。店内に12席設けられたイートインコーナー(天井に同社初の採光窓を設置)の壁には、同店の発電量が分かる電力モニターを設置。消費電力や太陽光発電量がタッチパネル画面にリアルタイムで表示される。
建築工法では、閉店時には建物の移設も容易にできるユニット工法を採用し、ローコスト化とCO2削減を図る。建築コストは従来店より12%強低減し、工期も従来の60日間が半分の30日間に短縮される。現在、同社ではユニット工法を20店で導入。内装材には伊藤園の使用済みの茶殻を再利用した防臭抗菌効果のあるものを使用し、フロントガラスには高断熱複層ガラスを採用。駐車場や店舗周りのアスファルトにはヒートアイランド現象を緩和する遮熱塗装を施し、電気自動車用の無料充電器も1台設置している(同社では神奈川県や豊田市内で15店に導入)。
「サンクス厚木岡津古久店」は畑を開発した。敷地面積1,410u、売場面積135u、駐車台数は普通車18台+大型車2台の標準タイプのロードサイド24時間営業店。周辺は田園地帯だが、すぐ近くには厚木佐藤病院もある。同社は今回のエコストアをそっくりそのまま多店舗化するのではなく、効果のあった設備の部分導入を進める方針だ。
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