No.653-7/18
スリーエフ 観光、食材テーマに
東日本大震災復興支援キャンペーン展開
スリーエフは、7月4日から「首都圏に700店のコンビニを展開する当チェーンだからこそできる」（中居勝利社長）企画として、東日本大震災復興支援キャンペーンを実施している。東北の夏祭り、食材などをテーマに、店舗、提供ラジオ番組、オリジナル商品など多様な媒体・施策を通じて大々的にマルチ展開する。
観光は地域を元気にしてくれる
スリーエフが7月4日（月）から8月14日（日）まで展開する東日本大震災復興支援企画のテーマは「つなごう まごころ 東北へ！」。その内容は、店舗からの東北6県の祭りの情報発信による観光支援、TOKYO FM“森三中の三ツ森レストラン”とのタイアップによる東北支援、東北食材使用商品、東北産商品の販売、テーブルフォーツー活動を通じた東北支援、など盛りだくさん。
スリーエフは2007年3月に起きた能登地震でも能登出身のシェフによるロールケーキ販売や観光PRなどのキャンペーンで支援している。「能登地震でも風評被害で地元は疲弊した。観光は地域の方々を元気にしてくれるし、いろいろな産業に繋がる重要な産業。この夏、東北には沢山の祭りがあるので、皆さんが行って盛上げてほしい。スリーエフの700店を情報発信の拠点として活用して貰いたい」（中居勝利社長）と、東北6県で開催される約40の夏祭りをポスターやパンフレットで紹介する。また、タレントの森三中がパーソナリティを務めるラジオ番組で、東北の夏祭りや東京にある東北の郷土料理を紹介する。
商品では、おにぎり全品に山形産と福島産の米を使用し、直巻きタイプのおにぎりに宮城産の海苔をするなど、東北地方の食材を使用した弁当、パスタ、パン、惣菜、和菓子などオリジナル商品として53アイテムを販売する。
なかでもオリジナルおにぎりは寄付つき商品だ。以前より同社が参加しているアフリカでの給食支援活動「テーブルフォーツー」の東北版として、購入代金の一部が東北の被災地に寄付される。お客がおにぎりを購入する際、Tポイントカードを提示すると、一個につき5円がテーブルフォーツーに寄付され、半額ずつが東北の被災地とアフリカの子供への学校給食支援に使われるというもの。
また、キャンペーン全体のテーマソングとして平原綾香さんの「星つむぎの歌」を店内で流し、耳からも支援を盛上げる。
今週の目次
SJ 企業レポート
コノミヤ、ハローフーズを合併 「経緯と抱負」を芋縄社長に聞く
今週の業界トピックス
イオン DS新会社設立、GMS、SMの業態転換が加速
セブン＆アイHD NTT東日本と協業に合意 14,000店舗に無線LAN
西友 新CEOにスティーブ・デイカス氏が就任
ANC 新大手VCの卸連合アライアンス・ネットワークの筆頭株主変更
ライフコーポレーション 品川区の体験学習事業に参加
日本チェーンドラッグストア協会 新会長に関口氏（龍生堂本店社長）が就任ＳＪ新店レポート
広域・時間消費型のHCに併設。従来型のFM店とは一味違った展開に
平和堂・フレンドマートビバモール寝屋川店
都内2店目の駅前DS、スーパー三和と同じSC内で営業 MrMax京王堀之内店新 激戦地 ストアシーイングMAP 3
大阪府 JR大阪駅・梅田地区
パーソナルサイズ充実 大塚食品のＣ・ガイザー「リベンジ1000」
啓蒙活動の重要さ再認識でミネラルウォーターの原点訴求
9月にベルギービールの祭典 六本木ヒルズに18,000人
市場拡大へ一歩前進 小西酒造のベルギービール
値下げ実現で「ヴェデット」今期140％と滑り出し好調
ペットフードの分析特集②
スーパー編 2010年の状況と今期対策
伸び悩みが見られるスーパーマーケット市場
エコスに聞く 売場の充実対策
飼育頭数減少、高年齢化が進む中で単価の下落は避けたい
メーカー編 ニチドウ 商品の魅力をどう伝えるか
日本配合飼料 小動物で売場を差別化
デビフペット 量ではなく工夫、質の向上
ヤマヒサ VMDでユーザーに直接伝わる売場を
ユニ・チャーム 肥満・高齢・グルメ・室内飼育化＋健康カスタマー ディライト・38 顧客の感動・歓喜・大喜び 小澤信夫
機転の利いた状況判断の素晴らしさに感謝します
期限切れの優待セール割引券を持ってこられた企業動向
昭和産業の岡田茂新社長が就任の抱負など述べる
食品マーケティング
猛暑で昨年に続きアイスクリーム類、乾麺の販売急進
※アイス類は猛暑と、開発競争が連動しプラスへ
ジャパン・インターナショナル・シーフードショー開幕迫る
※東日本大震災の被災県では水産・加工業支援特設コーナー開設食材ノートコラム・49 スイカ
今週の大店立地法公示速報
交差点
地震の恐怖
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