10月1日、広島市の中心部でフジグラン広島が建て替えオープンした。近くでは旧サティが改装され9月21日、1階にマックスバリュ段原(だんばら)店が開店した。岡山県倉敷市では10月6日にイオン倉敷店がリニューアルオープン。11月にはJR倉敷駅北口の倉敷チボリ公園跡地にArio倉敷が開店し、イオンとセブン&アイグループの直接対決が見られる。そんな中、イオンが中四国トップのマルナカを、11月をめどに買収するニュースが駆け巡った。そのマルナカは9月29日、大阪市淀川区に三国店を開設、秋はこれからが本番だが、流通を巡る中四国の紅葉はすでに真っ盛りだ。
クラレ工場跡地に12年前オープンしたイオンモール倉敷の核であるイオン倉敷店。1階食品フロアも大幅なリニューアルをした。駅前のArio倉敷のイトーヨーカドー食品館とは2qばかり離れた中での「一騎打ち」となる。
1982年に四国から進出、広島中心部に旗艦店として君臨してきたフジグラン広島も生まれ変わった。「フダン グラン」を合言葉に、食品・日用雑貨のグランヴェスタ、衣料・住関連のグランフジを核に、サービステナントを充実させた。
フジグラン広島から東に1q。小高い比治山のトンネルを出たところにあった旧広島サティが7月に閉店。イオンモールが「広島段原ショッピングセンター」として再出発させた。1階にはマックスバリュ西日本が段原店を出店、同社も本部を姫路から同店5階に移し、中四国での拡大拠点として業務を開始した。
渦中のマルナカ三国店は神崎川沿いに立地。化学工場などがある一方で、建て売りの一戸建て住宅やアパートが密集する地域だ。高層マンションの工事も始まっている。市場的な賑わいがあり、衣料品も揃った昔ながらのスーパーの最新版といった感じの店舗だ。
「イオンがマルナカを買収」のニュースを知っていた家族連れの男性は、「結局、イオンなんでしょうが… マルナカが岡山や四国のスーパーだとは知らなかった。チラシが入っていたので、対岸の江坂から遠出して来ました」と話す。
マルナカの経営トップは中四国とも創業家長男の中山明憲氏が担い、屋号も変えないという。イオンやマックスバリュだらけになるより、別の香りを持ったスーパーが混じっていた方が、消費者には目先が変わっていい。
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