10月28日、有楽町西武の撤退跡に新ファッションビル「ルミネ有楽町店」が居抜きオープンした。 隣の有楽町阪急はメンズ専門館「阪急MEN’S TOKYO」を同月15日に先行して開業している。 両店合わせた「有楽町マリオン」は今、最も注目を集めている複合商業施設。 すぐ近くには2007年10月に開業している丸井を核とした複合商業施設「有楽町イトシア」も営業しており、 ライバル意識もあるようだ。有楽町は隣接する銀座の百貨店も含めて、活気を取り戻そうと必死だ。
ルミネ有楽町店が10月28日にグランドオープンした。昨年12月25日に有楽町西武が閉鎖した同じ建物への居抜き出店。ツインビルとして隣には先行して10月15日に阪急メンズ館「阪急MEN’S TOKYO」もオープンしており、「有楽町マリオン」は再生を図る。
有楽町西武の開業は1984年。1993年には年商275億円あったが、2009年に161億円、2010年には150億円に減少。2007年に大改装し、20〜30代の女性にターゲットを絞ったが、ここ数年営業赤字が続いた。売場面積は1万5,700u。今回のルミネ有楽町店の年商目標は推定200億円。隣の阪急メンズ館(売場面積約1万u)の初年度目標は120億円。2007年10月に開業した有楽町イトシアの中核店・有楽町マルイの年商実績は206億円。
ルミネ有楽町店はJR有楽町駅前の東側にある。洗練された次の時代のファッションやライフスタイルを、銀座に隣接する日本有数の商業地・有楽町で提案し、新しく心地良い風を吹かせたいという。約1万1,300uの店舗面積に107店のテナントが営業。メインターゲットは“等身大+αの自分を楽しむ20代後半〜30代の大人の男女”。高感度なセレクトショップを中心とした個性溢れるファッションフロアを核に展開。店舗構成はルミネ1と2に分かれ、ルミネ1は地下1階〜地上8階まで。ルミネ2は地下2階〜地上4階まで。食品フロアはルミネ2側の地下1階にワインを充実させた成城石井、地上1階は紀ノ国屋の新業態店などスイーツのフロアとし、ルミネ1の地下1階にはオリーブ専門店や製菓・製パン材料店、ハチミツ専門店、ハーブ専門店などユニークなショップが営業する。
有楽町イトシアや銀座の百貨店とはライバル関係にあるが、その一方で、かつて賑わっていた銀座の復活を果たさなくてはいけない。経済産業省の平成19年商業統計表によると、銀座エリアの年間商品販売額は4,833億円。新宿駅の9,148億円(東口が5,154億円、西口が3,994億円)と比較すると約半分、池袋駅の5,062億円(東口が3,374億円、西口が1,688億円)よりも下回っている。
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