2011年11月11日午前11時に住友商事がグランドオープンした「テラスモール湘南」は、湘南エリア随一の規模を誇る商業施設。SC内に281店のショップが地上1階〜4階までの4フロアで展開する。SCの特徴は、名称にも入っているテラスを各フロアに設置していること。最上階の展望テラスからは湘南の海や江ノ島も眺めることもでき、豪華客船のデッキにいるような感覚にもなる。「湘南」というイメージから、自然と人々との調和を優先的に考えて開発された。グルメゾーンは「湘南マルシェ」、フードコートは「潮風キッチン」、路面店感覚のゾーンには「湘南ヴィレッジ」とネーミングにも海や風を感じさせる言葉を使い、ゆとりのある空間とゆったりとした時間を提供する。
住友商事と住商アーバン開発は神奈川県藤沢市のJR辻堂駅北口駅前に大型商業施設「Terrace Mall(テラスモール)湘南」を11月11日開業した。シンガポール政府不動産投資公社のGICリアルエステートと共同開発した湘南地域最大級のSC。今後は住友商事とGICリアルエステートが国内外の大規模商業施設を共同開発していく方針。
住商アーバン開発はこれまで仙台の「セルバ」や「ミウィ橋本」、 「晴海トリトン」、「デックス東京ビーチ」、「BIG HOPガーデンモール印西」、「御影クラッセ」など国内15の商業施設を運営。 今回の「テラスモール湘南」はフラッグシップと位置づけ、SCの開発・運営に力を入れていく。
同SCは住友系列の関東特殊製鋼の本社及び工場跡地を開発。辻堂駅前北口の都市再生事業として湘南C‐X(シークロス)と呼ばれる全体で25haの街づくりが現在進められ、その中核として6haの広さのSCを今回開発。規模は敷地5万9,147u、延床16万4,176u、店舗面積約6万3,000u、駐車台数約2,500台、駐輪台数約3,000台。商圏は3km内で7万8,000世帯・19万8,000人、5km内で18万1,000世帯・45万4,000人、10q内で46万8,000世帯・118万7,000人。鉄道沿線では鎌倉市から小田原市までの広域から集客し、道路も北は国道1号線、南は国道134号線からのアクセスも良い場所。年間2,000万人の来客数を見込み、年商400億円を目指す。
湘南地区のSCはこれまで大和情報サービスが運営する「湘南モールフィル」(2003年3月に日本電池工場跡地にオープン)が最大だった。敷地4万4,078u、延床7万4,448uで、テナントは三和やロイヤルホームセンター、トイザらスなど103店が営業。その隣には「ミスターマックス湘南藤沢SC」(2006年6月オープン)が敷地5万1,657u、延床5万8,304uで、テナント54店営業。東海道本線の線路を挟んだその向かい側には、パナソニック藤沢工場跡地の19haの広大な空き地が存在しているが、2013年には総事業費600億円をかけて住宅や商業施設など開発される予定。今年5月にスマートタウン構想として発表され、三井不動産などの共同プロジェクトが立ち上がっている。
SM36社計で営業利益は前期比64.9%増
増収増益は21社、減収増益は6社に
対面式グリルキッチンを精肉売場に初導入、成城店に続いて実演を強化した店づくり
サミットストアテラスモール湘南店
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イオン倉敷店
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