アメリカンスタイルの会員制・倉庫型店舗「コストコ京都八幡」が12月9日、京都府下の新興住宅地にオープンした。関西では兵庫・尼崎の店舗に続き2店舗目で、遠方から車で駆けつけた買い物客で店舗周辺は渋滞が続いた。見上げるような高さに積み上げられた商品、「業務スーパー」顔負けの量の多さ、見慣れぬPB商品に驚きながらも、特大のカートを満載にして、買い物を楽しんでいる人が多かった。10日には神奈川県に座間店が開店。来年2月には神戸・垂水にも出店を予定しており、イケアと並ぶ「外資元気組」が日本市場に出店を本格化する。
表紙の写真に写っているのはコストコの前を集団下校する美濃山小の児童たちだ。新築住宅が多く、子どもの数が目立つ。前を走るのは通称、山手幹線。この道路を右に500mばかりで、JR学研都市線の松井山手駅に着く。店舗に沿って左に2qほど行くと国道1号線の八幡洞ヶ峠交差点に出る。その先は京阪本線樟葉駅に通じる。
大阪の中心部へは1時間ちょっとあれば通勤できる。関西では数少ない自然に恵まれたベッドタウンで、京阪電鉄が中心となって、ローズタウンの名称で開発を進めてきた。人口増を見込んで2000年にミドリ電化などの専門店施設「ソフィアモール」が、2005年10月には「HCムサシ京都八幡店」がオープンし、外食店など商業施設も整ってきた。
コストコの敷地は2万1,000u。鉄骨2階建ての売場面積9,500u、駐車台数は750台と従来店に比べると規模はやや小ぶりだ。ムサシに隣接してスーパー・ミスギヤが日本流の細やかな神経を生き届かせた店舗を開設。2.5qほど先の国道1号線沿いには、スーパーセンターイズミヤ八幡店があり、近くにラ・ムー八幡店も出店している。
リーマンショック以降、コストコのような大量陳列、大量購買型の店舗には逆風が吹いていた。必要なものだけを当座買いする日本的節約スタイルが定着していたからだ。しかし、その一方で若い子育て世代の主婦層を中心に、知り合い同士でシェア(分け合う)買い物スタイルも定着してきた。
一時はブレーキが掛かっていたコストコの出店にもエンジンが掛かって来たようで、来年2月下旬には神戸市垂水区の郊外で新店がオープンの予定だ。この年末年始は、欽明台地区でのパイの投げ合いならぬ、奪い合いに注目だ。
川越地区 川越市(埼玉県)
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