7月27日にオープンした「ヨークベニマル佐野伊勢山町店」では、「惣菜の種類を増やしてほしい」という客からの要望に応えて惣菜売場の充実を図った。ヨークベニマルでは昨年9月から惣菜を強化した実験に取り組み始め、昨年11月には福島県郡山市内の横塚店で、ワインデリや居酒屋デリ、麺処奥村亭といった各コーナーを集めた「だんらんDELI」の展開をスタートし、現在11店に導入している。同コーナーでは朝・昼・晩と時間帯に合わせた品揃えを進め、客の食シーンをイメージした展開を行う。導入した店は好評で、今後も導入店を増やしていく模様だ。
「客の食シーンに関連した売場づくりを進め、来店動機に合わせた売場を形成している」とヨークベニマル大高善興社長。「みなが同質化競争をしていたのでは生き残りは難しい。店は劇場であり、『買物が楽しい』という価値を創造する必要がある」と強調する。従って「安さが全てではない。価値でお客様は商品を買う。価格志向の同質な競争では展望は開けない」と主張する。
ヨークベニマルでは昨年9月から惣菜を製造・販売する連結子会社ライフフーズでヨークベニマルの惣菜売場を強化した実験的な取り組みを開始。好評だったことから昨年11月に横塚店で本格導入した。「だんらんDELI」という客の食シーンに合わせたデリカコーナーを初導入し、ワインデリや居酒屋デリ、ブランチ&ナイトデリ、きょうのおばん菜、こだわり煮物、サラダ、麺処奥村亭といった各コーナーを集めて、朝昼晩と時間帯ごとに品揃えを変化させていく。7月27日に開店した佐野伊勢山町店で11店目の導入となった。
佐野伊勢山町店では同質化ではなく専門性を追求したスペシャリティストアを追求していく。ディスカウントストアではないヨークベニマルは小商圏を対象としており、松竹梅の商品を一通り店に揃えて、高頻度来店型の集客を目指す。全店で簡便商品の取り扱いを強化しているのも、時代のニーズに合わせたもの。「簡単、便利なメニュー提案」を強化して、毎日の献立の手伝いを図る。
今年4月1日からアルバイト男性2人を除いて店長も含め正社員とパートが全て女性だけで運営する実験を片平店でスタートした。その時々で課題を見つけて解消しているが、「やってみなさい」と言ったIYグループ鈴木敏文CEOの狙いはイノベーションを起こすことにある。「マーケットは無限にある。潜在的なニーズは掘り起こさなくてはいけない。コスト構造を変化させて、販管費を抑えていくことも必要なことだが、その一方で買上点数を増やし、客数を増やして分母(売上)を上げていかなくてはいけない」(大高社長)。
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