イオンは9月17日の「敬老の日」を「G.Gデー」に改めて、G.G(グランド・ジェネレーション)世代の顧客に新しい価値を持った商品並びにサービスを展開し、新しいライフスタイルを提案していく(※なお、「G.Gデー」の名称は日本記念日協会に記念日として認定された)。「G.Gデー」は若々しく年齢を重ねて、豊かな知識と経験を持ちながら、これから第2の人生を様々なスタイルで楽しんでいるGG世代が、より輝きを増すという意味合いを込め、「日本を元気に誘導し続け、次のステージへと歩みだす」洗練された大人たちの日と位置づけた。
イオンは中期経営計画で、グループ共通戦略の1つとして、国内の人口動態の変化に対応、G.G世代に満足してもらえる商品・サービスを強化することで、成長を目指す「シニアシフト」を掲げている。4人に1人が65歳以上となる社会が直ぐそこまできている。700万人といわれる団塊の世代が加わって、その存在感はますます高まっている。この世代にいかに対応していくかが、小売業のマーチャンダイジング上の最重要テーマとなっている。60歳以上の消費は既に100兆円を超えており、国内消費の45%を突破している。
イオンは今まで、「敬老の日」の顧客への提案は長寿のお祝い、感謝の気持ちを伝えるギフト商品を中心に展開してきた。しかし、現在のG.G世代は敬老という言葉からかけ離れた若々しい日々の過ごし方になっている。今までの単なるシニアという捉え方では、この世代のニーズやウォンツには到底応えられない。また、70代、80代も一昔前の価値観とは全く異なっている。この状況に対応するためにイオンは今までのギフト中心からライフスタイル提案型へ切り替える。
商品では、G.G世代が自分で楽しむ、自分で使う商品の品揃えに重点を置く。一番人気の旅行関連グッズに対応するために、カバン大手のエースと提携したイオン専用の旅行カバンを発売する。また、旅行に着て行くG.G世代のファッショナブルな衣料として「トップバリュプレミアム」を新たに開発。化粧品では韓国LG社と組み「ザゴールデンショップ」の新作(18種類)やコーセー、ポーラグループとエイジングケア品を共同企画した。食の部分では伝統的な和菓子「おはぎ」をかぼちゃ、ゆず、ぶどうなどカラフルに10種類揃え、1コ78円で9月15日より発売する。
営業面では今年6月から実施している早朝7時営業が好評であり、顧客のニーズに応えて通年でも7時営業を実施することを決めた。イオンの事業の基軸は「顧客に従う」1点であり、シニア層を中心とした朝型生活へのライフスタイルの変化に応えるだけではなく、専業主婦や通勤前女性からも利便性が高まったとの声が多く、早朝営業の社会的意義は大きいと判断している。
ドンキの成長戦略、サプライズから王道へ
イズミ 熊本市のグループ企業ゆめマートが西紅の全株式を取得
ヤマナカ PBを改良して8月から2ブランド新発売
マルエツ 中国に本格的に進出、5年間で100店舗出店
CGCグループ 福岡県のアスタラビスタとカーニバルが加盟
ワインデリなど惣菜や簡便商品充実、食シーンに合わせた売場展開
ヨークベニマル佐野伊勢山町店
自社開発のNSCの核店舗で、ニトリやスギドラッグと共同出店
ベルク ベスタ本庄寿店
生鮮揃えた都心の小型店、レジ近くに軽食・飲料売場を常設
マルエツ プチ 新川一丁目店
あるリゾートクラブのホスピタリティの完璧なまでのサービスを体感
「アイス、プリン、ヨーグルト」で発売
K−Cookingシリーズ4アイテム発売
『利は分類にあり』
商品分類を変えれば売場が変わる
<市販用冷食・秋冬向け新商品がスタンバイ>(続)
テーブルマーク、主食系の強化&販売育成のベーカリー
中央化学・宇川社長が明かす新戦略
新素材SDなど研究開発を優先
海を渡った「日本の弁当」
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.