シジシージャパンは神奈川エリアの物流拠点の神奈川JDセンターを移転し、「新神奈川JDセンター」を神奈川県厚木市に開設。グロサリー、生鮮、日配の共同配送センターとして28社・295店を対象に11月12日に全面稼働した。
これまでのJDセンターでは加盟企業増加により取扱量が増加し、スペースが逼迫することから、2009年からヤオマサ(株)、百合ケ丘産業(株)、(株)たまや、(株)小田原百貨店、(株)やまか、(株)トップでプロジェクトを組み、次世代センターのあり方を研究し、プロトタイプとして同センターの開設に至った。
同センターはグロサリーの在庫、共配機能と生鮮・日配の共配機能を持っており、従来2ヵ所に分散していた在庫倉庫を一つに集約。面積の拡大とともに移動ラックの導入などで在庫可能量は従来センターより約30%増加。建物は敷地面積5,202坪、建築面積2,722坪、延床面積4,978坪の中2階を含めた2階建て。2階はグロサリーDCエリア、1階はチルドTCエリアとグロサリーTCエリア。常温、冷蔵、冷凍の3温度帯に加え、チョコレートや味噌など夏場に常温保管が難しい商品を保管する定温庫(25℃以下)も新たに設置した。
中2階には初導入の加盟者店舗カテゴリー別台車分類を強化するために設置したストレージソータ(貯留ライン)があり、仕分け商品と異なるカテゴリー商品が入荷した場合は一旦「貯留ライン」へ回避・待機させ該当のカテゴリーの仕分け開始に合わせて貯留ラインより払出され店別へ仕分けされる。
カテゴリー別配送の強化のほかに防災対策も充実しており、東海CGCJDセンターで導入した防災対策を基に天井裏の点検通路や、配線を床などに接しさせない「空中配線」など様々な設備を揃える。環境対策では太陽光発電システムやLED照明を導入。廊下や階段・トイレには人の動きを感知し自動的に照明が点灯・消灯するセンサーも設置する(トピックス4ページに続く)。
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