阪急うめだ本店が全面開業し、日本一の百貨店競争が繰り広げられるJR大阪駅周辺。再開発の中心は駅北側の「うめきた(梅北)」地区に移った。都心に残された最後の一等地と言われる「うめきた」の東側7万㎡にはすでに3棟のビルが姿を現し、4月にも「グランフロント大阪」として街開きする。写真手前の残された17万㎡は、今もJR梅田貨物駅が操業中で、ここが2期工事部分になる。完成は10年以上先になるが、新大阪駅から鉄道が乗り入れる計画もあり、緑地と都市機能を融合させた広大な街が誕生する。地型からすれば「都心部・新モール型SC」もありかな?と思うが、どんな商業施設ができるのか、楽しみだ。
甲子園球場が6個分も入る広大な「うめきた」の全体が見渡せるビルはないものかと、周りのビルを探した。ありました。北のはずれに2棟のビルが屋上部分でつながっている「梅田スカイビル」の展望台だ。
地上40階建て、高さ173m、世界初の連結高層ビルの屋上「空中庭園」から写したのが表紙の写真だ。赤茶けた屋根が歴史を感じさせるコンテナヤード、ひっきりなしに列車が行き交うJR大阪駅、駅に直結したJR三越伊勢丹。鉄道ファンならずとも1日見ていても飽きない光景だ。
さて、眼下の「うめきた」2期工事部分は、緑地と都市機能を融合させたようなものにしようと、大阪市が中心になって開発案が練られている。橋下徹市長から「国際サッカー場」などの案も飛び出したが、緑地ばかりでは採算が取れないので、商業施設の導入もOKになったようだ。
新宿の百貨店の合計面積を超える激戦地を見た後は、ぜひ「梅田スカイビル」に足を運んでいただけたらと思う。開発担当責任者になったつもりで、計画を練ってみるのも面白い。仕事のアイデアが浮かぶかも。
三角定規のような形をしているから、都心部における新しい形のモール型SCなどはどうかな?と思ってしまうが、果たして、どうだろうか。今のようなオーバーストアでなければ、何でも可能なのに。ただし、完成するのは10年以上先の話だが…。
ところで、角度が少し外れているので、写真には写っていないが、直線で7kmの右手奥には300mの日本一の高層ビル「あべのハルカス」が2014年春にオープンする予定で、近鉄百貨店が日本最大の売場面積を持つ百貨店に生まれ変わる。こちらも、楽しみだ。
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