昨年末から葉物中心に野菜の相場高が続いている。例年にない寒さと雪、円安と原油高の影響で、ハウス栽培のレタスやキャベツ、キュウリが相場高となっている。現在、首都圏のスーパーではレタス1玉が398円、キャベツ1玉が298円、キュウリ1本が98円と高騰。夏場の安値の時期に比べ3~4倍の売価となっている。スーパーではレタスやキャベツ1玉を細分化して半分とか4分の1にカットして売る方法を主体にしている。袋入りのカット野菜やカップサラダ、野菜飲料などの動きも良いという。
このところの野菜高騰で、安くて年間を通して供給が安定している、もやしに人気が再集中している。日本最大の料理レシピサイト「クックパッド」でも今年に入り、もやしメニューの検索件数が急増。現在、スーパーでは200gもやし1袋9円~29円ほどで売られ、付加価値の高いもやしでも1袋100円以下。もやし中心にメニューを組み立てる客が増えているようだ。
寒さと雪、原油高の影響で葉物野菜の高値が昨年末から続き、この状況は3月まで継続するという見方も出ている。特に高いのがレタスで、1玉を買うよりもカットやカップサラダを購入するケースが増加。キュウリや白菜、大根の値段も上昇。1月前半までキャベツやほうれん草、ピーマンが値上がりしたが、後半からは高値で横ばい。一方、ネギやトマト、茄子、きのこ類はほぼ横ばい、値下がり気味なのが玉葱やジャガイモとなっている。
結果、カレーやシチューなどのメニューが食卓にのぼる回数が増えている。また、葉物野菜ではなく、袋入りの炒め物野菜や鍋用のセットを購入する客も多くなっている。期間限定で野菜を安値放出するスーパーも増えており、限定販売数量で低価格野菜をチラシ販促するところもかなり出てきている。
1人約1,000円の料金を払うとステーキまたはハンバーグに、サラダやカレーライス、フルーツ、デザートが食べ放題となるステーキレストランが首都圏では増えてきている。昨年11月に改装したイオン板橋店では100g178円のサラダバーを常設し、計画比を上回っている。今のように野菜が高騰している時期にはニーズが高くなるコーナーだ。
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