主に群馬県でSMを48店展開しているフレッセイは4月4日、「クラシーズ新前橋」をJR新前橋駅近くに開業のSC内に出店した。こだわり商品も揃えたクラシーズ業態として同社3店目。今後は同業態で県内に10店以上の出店を見込んでいる。新前橋店はデリカと酒売場を一体化し、冷凍食品やパンも近くに配置する。反対の青果売場側には、こだわり商品も集合させ、和日配は「諸国うまいもの紀行」と名付けて展開し、その隣でこだわりの加工食品もコーナー化。美味しいものへの欲求がなくなることはない。SMとして取り組む姿勢が大切だ。
地方のスーパーでも、地元や全国各地の美味しい食品を集めて客に推奨販売する動きがよく見られるようになってきている。群馬県ではフレッセイがこだわり商品を限定数量で揃えて提供している。一昨年、昨年、今年と同社が1店ずつ出店している「クラシーズ」業態の店は、特にこだわりの品揃えに重点を置いた取り組みを行う。「あなたの毎日の暮らしに豊かさの“種”を蒔きます」というコンセプトを掲げ、彩りのある食生活を提案する地域密着型のスーパーを目指している。
4月4日にオープンした「クラシーズ新前橋」では昨年の寄木戸店、一昨年の連取店をさらに進化させた取り組みを実施した。酒とデリカの売場を一体化し、豊かな食卓の提案を行うと同時に、その周辺にサラダやナチュラルチーズ、冷凍食品、パン、デザート、アイスを配置。売場の第3コーナー全体で、朝・昼・晩と即食性のある商品を集めた。
その反対側の第1コーナーでは青果売場を置き、こちらにはサラダ用のマヨネーズ・ドレッシングと野菜炒め用の簡単調味料を一つに集めてコーナー化している。さらに、「諸国うまいもの紀行」と名付けて、全国各地からバイヤーが集めたこだわりの和日配を推奨販売し、その隣にはこだわりの加工食品も1ヵ所に集めている。
経済的にも社会的にも成熟した日本社会は、少子高齢化という過去に経験したことのない状況が加速度的に進んでいる。そうした背景の中で「安さ」だけを追い求めた消費構造はいずれ行き詰る。多くの日本人には美味しさに対する欲求が大きくあり、こだわり商品を求めるニーズが消えることはありえない。売場に陳列して、その美味しさを客に訴えかけることができれば購買へと結びつくはずだ。(10~14頁に掲載)
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