三菱地所が4月12日に開業した「マークイズ静岡」の核店舗として「マックスバリュプライム マークイズ静岡店」が営業開始した。新生マックバリュ東海初出店となる高質SM。今年3月にマックスバリュ東海に吸収合併されたイオンキミサワが3店開発しているグラッテ業態をさらに進化させた。今後は様々な試行錯誤を重ねて、マックスバリュプライムの多店舗化を目指す。今年5月24日開催予定の定時株主総会で新社長に就任予定の神尾啓治常務・商品統括本部長は「マックスバリュプライム、マックスバリュ、ビッグの3モデルに集約する」と語る。
4月12日、新SCが静岡市内にグランドオープンした。三菱地所が開発した商業施設の基幹ブランドとして「マークイズ」1号店が開設。約3万6,000㎡の店舗面積に合計148店が営業し、年商目標は180億円。静岡市内には2011年10月に静岡鉄道が開業した「新静岡セノバ」(年商目標180億円・店舗面積3万2,000㎡)がある他、松坂屋静岡店(年商226億円・2万5,452㎡)、静岡伊勢丹(208億円・2万3,000㎡)、静岡駅ビルのパルシェ(100億円・1万2,000㎡)などが営業しており、競争は激化している。
「マークイズ静岡」の核店舗でマックスバリュプライム業態が出店。マックスバリュ東海の1号店で、今年3月にイオンキミサワを吸収合併して初の新店となる。イオンキミサワが2010年9月に既存店から業態変更したキミサワグラッテ沼津奥貫店、2011年10月に出店した大谷店、2012年4月にオープンした長泉店の3店をさらに進化させた店と位置づけている。
マックスバリュプライム マークイズ静岡店では、「イオンキミサワがグラッテで実施してきたことと、マックスバリュ東海が2012年6月にオープンしたマックスバリュ島田阿知ケ谷店でスタートした売場づくりを融合し、両社の良いとこ取りをした。今年6月にはこの取り組みを他の店に水平展開していきたい」(神尾啓治次期社長)という。
マークイズ静岡店ではデリカと簡便商品を充実し、パンやデザート、冷凍食品を含めて売場の一方に集約している。売場の反対側には青果売場を配置し、マヨネーズ・ドレッシング類やプチトマトの量り売り、地元静岡の商品やこだわり商品も集めて、上質な商品を2割ほど揃えている。
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